妻は夫を蔑み、憐れみ、そして破綻する……夫婦仲が破綻するわけを読み解く、最悪の教本『ブルーバレンタイン』
―― 筆者が会社員だった10余年前、当時40代の取引先男性がこんなことを言っていた。「共働き夫婦が結婚して1~2年もたてば、仕事の愚痴以外に話すことも一緒に取り組むこともなくなるから、注意したほうがいいよ」...
―― 筆者が会社員だった10余年前、当時40代の取引先男性がこんなことを言っていた。「共働き夫婦が結婚して1~2年もたてば、仕事の愚痴以外に話すことも一緒に取り組むこともなくなるから、注意したほうがいいよ」...
―― 90年代、“渋谷系”のアイコンとなった小山田圭吾。フリッパーズ・ギター解散後はソロ・ユニットのコーネリアスを始動し、一連の作品は世界的にも高く評価された――という話はよく知られているが、なんと11年ぶ...
―― まず、性について“知られざる”本を紹介する上で欠かせないのは、アメリカの医学書を浜松藩の藩医であった千葉繁が翻訳した『造化機論』【1】でしょう。同書は、性についての医学書という意味では日本の草分け的な...
―― 今月は渋谷にあるセックストイ・ショップ「ワイルドワン」を紹介したい。サイゾーの社屋に近い道玄坂に位置し、想像し得る多種多様のセックストイが揃っている。店に訪れている客は、中高年の男性がメインかと思って...
―― 世間が芸能ゴシップで賑わっている昨今。「読者の興味があれば、そこに小説のテーマあり」と言わんばかりにネタにされてきた芸能界。小説家が取材して描くものもあれば、タレントが自ら描くものもある。タレントによ...
―― 4月9日、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)において、アンジャッシュ・渡部建(44)と女優・佐々木希(29)の結婚が発表された。この報を受けて「40歳過ぎても若くてカワイイ娘と結婚できるんだ!...
―― 日本では「テレビ局は、大手芸能事務所に頭が上がらない」などという話をよく聞くが、一方で米国の場合は「映画会社は、大手タレント・エージェントに頭が上がらない」という。この「エージェント」とは、一体何者な...
―― 今は男が男から逃げ出している時代なんです。昔、男の居場所といえば、パチンコ、居酒屋、スナックだったけれど、今そこにいる顔ぶれは50代以上。その下の世代の男たちがどこにいるかといえばカフェ。そう、“カフ...
―― 「あんさんあんさん踊りこ見るたて/そんなに立って見るな/立っていいのは電信柱とあんちゃのXXばかり」――これは秋田県羽後町の西馬音内盆踊りで歌われる地口の一節だ(伏せ字の箇所は原文が掲載された『西馬音...
―― 「イルチブレインヨガ」の2000円の体験入会コースに潜入してみた。
―― 米ヒップホップ・シーンにおける筋肉の存在は、男らしさを誇示する一方で、ホモフォビアも深く関係してきたといわれている。近年では、ここ日本でも鍛え抜かれた肉体を披露するラッパーやDJが増えた。しかし、その...
―― 一昔前までは、隆々とした筋肉をアーティスト写真や作品のアートワーク、果てはミュージックビデオなどでも惜しげもなく披露してきた海外のDJやラッパーたち。しかし、時代の変化と共に、その筋肉に対するあり方は...
―― 法律が時代に追いついておらず、悪法と呼ばれてしまうこともあるが、その一方で、改正されたにもかかわらずその懸念が拭えないものもある。ここでは、このたび閣議決定される新しい強姦に関する法律からその事例を見...
―― 今月はストリップクラブとポールダンサーについて語りたい。俺が一番最初にストリップを経験したのは16歳のとき。18歳以下は入場できなかったが、偽造IDを作って、夜な夜な通っていた。ロスとハリウッドのスト...
―― かつては「Olive」「relax」もあったが、現在はこれら10誌を発行。最新号(3月6日時点)の誌面にツッコミを入れながら、メッタ斬り!
―― 雑誌の顔といったら、「表紙」と「特集」だというのが普通だろう。だが、実は雑誌の真髄は、連載にこそ宿るのではないか――。そんな仮定のもと、雑誌ウォッチャーやメディア論研究者たちから、知られざるヤバい/面...
―― 女囚。文字通り、女の囚人。普段はあまり耳にしないこの言葉が今回のトークイベントでは連発されていた。女子刑務所に服役していた元受刑者の女囚たちが語る裏社会の実態も気になるところだが、当連載的にはその語り...
―― 欧米のファッション誌というと、「VOGUE」や「ELLE」といったモード誌を思い浮かべる読者もいるだろう。だが海外では今、そうした雑誌では味わえない尖った写真や記事が炸裂するファッション誌が増殖中!?...
―― サカナクションのMVに出ているファッションモデルは、ウォン・カーウァイ映画に影響を受けたデザイナー!?
―― 「BLとの出会いは『ビックリマンチョコ』で、『キャプテン翼』や『キン肉マン』でモンモンしてました!」と語る、ガチ腐女子のAV女優、井上綾子。オタクを標榜するアイドルやAV女優は珍しくなくなったが、彼女...
―― 「赤名リカ女子」と呼ぶべきタイプの女性が、各世代に一定の割合で潜伏している。赤名リカとは、1988~90年に連載されたマンガ『東京ラブストーリー』のヒロインの名前。リベラルな帰国子女で、性に奔放。自己...
―― 乃木坂46の橋本奈々未の引退発表後に掲載されたこのグラビアは、ホテルや海で、一日限定で結ばれた淡い恋の記録を描いたもの。「手練れですね、これはうまい。一日の恋と彼女の引退を絡めており、完成度が高いです...
―― 篠山紀信、渡辺達生、野村誠一……。グラビア写真界にはそのような大御所カメラマンがいるが、やはり一般的には被写体であるアイドルやタレントのほうに目を向けられることが多いだろう。では、その世界で活躍する写...
―― 日本に来るようになって4年が経つ。俺はいつもハプニング・バーやセックス・クラブ、セクシー・マッサージなど、あまり人に知られていない場所を探索している。そこで日本人の友人もでき、日本のアンダーグラウンド...
―― 翻訳家はどこまで訳す必要があるのか?──『おしえて! ギャル子ちゃん』『坂本ですが?』『エロ漫の星』など日本人にしか理解できなさそうな、マニアックな作品まで今では海外でも刊行されているが、そんな日本独...
―― 女性ばかりが買うマンガといえば、少女マンガやBLが思い浮かぶだろう。実はもうひとつ、「ティーンズラブ」と呼ばれるジャンルがあることは、男性にはあまり知られていない。実はこのジャンル、10万部近いヒット...
―― さまざまな設定が百花繚乱のTLジャンル。詳しい説明は、こちらの記事に譲るとして、ここでは、個々の作品の中身についてみてみよう。
―― こちらの記事では、アラサーライターによる少女マンガのキスにおける分析を紹介した。この記事では、具体例6作分を持って分析してみよう。
―― 昨今の10代女子の胸をキュンキュンさせてやまないらしい大ヒット恋愛マンガの数々を、ただただキスだけにひたすら注目!そして、酸いも甘いも噛み分けたアラサーライターが勝手に徹底分析! こちらの記事と併せて...
―― ネット上に「こじらせ女子マンガ」をリスト化した記事が多数あるが、なかでもアラサー女性からの支持が厚いのが、ドラマ化もされた『東京タラレバ娘』だ。ただ、この手の作品をどこか近寄りがたく感じている男性もい...
―― 2016年は、「少年マガジン」が100万部を割り込むなど、少年マンガ誌の売り上げが落ち込み続けていた。少年サンデーは高橋留美子など大御所作家の連載ばかりが目立ち、少年ジャンプですら、世間で知られている...
―― 原稿執筆時点で第7話までが放映されているドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、通称『逃げ恥』が、会心の高視聴率をキープしている。
―― 海外でも人気を博していたというハイスタだが、その英語はお世辞にもうまいとはいえない。それでも、ファンやフォロワーのバンドは今なお彼らを神聖化し、「ハイスタの歌詞は簡単でわかりやすいから刺さるんだ」と語...
―― ハイスタが牽引したメロコアは衰退した一方、日本語ラップは若者が享受している文化のように見える。なぜ、このように”差”が生まれたのか──。本誌で「川崎」を連載する音楽ライター・磯部涼と、『SMAPは終わ...
―― 「親子や兄弟姉妹ですら合わない部分があるのが当然なのだから、違う家庭で育ってきた者同士が合わない部分があるのは当たり前。そんな『当然』や『当たり前』を、『困る』とか『つらい』に変換するクセがついてしま...
―― 言うまでもなく、ドラッグに手を染めることは犯罪であるが、社会には薬物依存者が存在し、その中には当然女性もいる。服役経験のある覚せい剤中毒者に、売人の男をセフレにした10代、精神安定剤に依存するメンヘラ...
―― 皮かぶりは男の恥と言わんばかりに、包茎手術が推奨されているが、そもそも包茎は日本だけの問題なのか? 外国人はズルムケとも、よくいわれているが、実際は剥けてない? そんな、人には聞けない包茎の最前線を...
―― ファンタジーやノンフィクションなどで、ドラッグを取り扱った文学は多い。かつてはビートニク世代と呼ばれる小説家たちが、盛んにドラッグを文学に取り入れていった。翻って現代日本ではどうだろうか? コンプライ...
―― 「石の上にも三年」とはよくいったもので、人間の我慢の限界は約1000日なのかもしれない。
―― 体外受精とは、卵巣内から取り出した卵子を体外で受精させ、その受精卵を培養した後に子宮に戻す治療法。夫婦のセックスレスや、童貞・処女増加の対策になるか?
―― 人口の減少は国家の一大事であり、国としても手をこまねいているわけではない。厚労省では、結婚までの童貞・処女の数や夫婦間交渉の実数など、普通では聞きにくい情報まで仔細に調査しているのだ。ここでは、官公庁...
―― クラウドファンディングという製作資金集めの手法と、主演ののんをめぐる一連の騒動で、公開前から話題を呼んでいた『この世界の片隅に』。公開後は、内容面への絶賛や批評、議論が活発に行われている。本作が描き出...
―― ニコニコ動画にて放送中の音楽バラエティ・チャンネル〈サイゾー動画©〉。その中のセクシー番組『エンドルフィン』に登場するGO-GOダンサーは普段、クラブでキワどい衣装をまとって踊り、観客を沸かせる。そん...
―― 100年前の川崎の夜も、こんなふうに欲望が渦巻いていたのだろうか。ビルの2階にあるガールズ・バーで、窓の外の喧噪を眺めながら思った。
―― 2015年・16年度「このマンガがすごい!」オンナ編第2位の『東京タラレバ娘』(東村アキコ・著/講談社)が、来年1月に吉高由里子主演でテレビドラマ化される。アラサー女子の傑作自虐コメディにして、女子研...
―― ニコニコ動画にて放送中の音楽バラエティ・チャンネル〈サイゾー動画©〉。その中のセクシー番組『エンドルフィン』に登場するGO-GOダンサーたちは普段、深夜のクラブでキワどい衣装をまとって踊り、観客を沸か...
―― 親や恋人に見つかると、普通のAVよりも恥ずかしいバカAVをご紹介。
―― AVのジャンルは多岐に及ぶが、中には「これで本当に興奮できるのか?」と疑問に思ってしまうキワモノもある。こういう作品が生まれるのは、性が多様化した結果なのだろうか? 一般的な常識では理解しがたい、通称...
―― 果たして宗教は、女性を抑圧してきたのだろうか? 確かにイスラム教では、男尊女卑による差別があり、旧約聖書では、女性は男性の一部から生まれてきたという記述がある。“性”の問題を取り上げる今回の特集にお...
―― フェミニズムやジェンダー、セックスは文学のテーマとして、実にポピュラーだ。“性愛文学”とも呼ぶべきこれらの作品をあげていくことで、現代人の性に対するスタンスも見えてくるのではないだろうか? ここでは、...