サイゾーpremium  > 特集  > 社会問題  > 決定!今詠みたいグラビアポエム【2】/周プレからアサ芸まで【ベストポエム】セレクション

 本誌連載「念力時報」を担当する歌人の笹公人氏、作家でもある加藤千恵氏、そしてイラストレーターで詩人の326氏に、2016年下半期に発売されたグラビアポエムの中から傑作を選定。その文学的な価値を見いだし、権威づけてもらおう。

――グラポエを 集めて選び 感じよう

1703_hashimotona_300.jpg

■ポエムでセックスする中2的傑作
【1】橋本奈々未
「週刊プレイボーイ」12月5日号(集英社)

『一日だけの恋。』
夕立のあと、雲が速い。
もうすぐ恋は、終わりますか?
終わるのならせめて、
優しくあなたの手で。

乃木坂46の橋本奈々未の引退発表後に掲載されたこのグラビアは、ホテルや海で、一日限定で結ばれた淡い恋の記録を描いたもの。「手練れですね、これはうまい。一日の恋と彼女の引退を絡めており、完成度が高いです。おそらく『夕立』のあっという間に濡れてしまう感じがセックスのメタファーとなっており、『雲が速い』で現実の時間に引き戻されてしまいます」(笹)「岩井俊二的な世界観で、『一日の恋』というタイトルもキャッチー。だけど、フックが弱いかな」(326)「全体的に余韻があっていい。切なさが残りますね」(加藤)。


1703_yoshiokariho_300.jpg

■かわいいと見せかけてヒドイ
【2】吉岡里帆
「週刊プレイボーイ」11月28日号(集英社)

『カピバラさん。』
どんな言葉が彼女を表すのに
ふさわしいか、
最近僕たちはいつも考えている。
人懐っこい猫? 違う。
猫っぽい犬? ……もっと違う。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年2月号

日本のタブー

日本のタブー

小阪有花、危険なエロス

小阪有花、危険なエロス
    • 元祖タブーグラドル【小阪有花】

インタビュー

連載

    • 【長澤茉里奈】ストロング系なんです。
    • 【犬童美乃梨】筋トレ女子、秘密の習慣
    • いとしの【戸田恵梨香】
    • 自由な【インターネット】は終わった
    • 一茂、良純【中年ジュニア】の時代が到来
    • 知られざる【北島三郎】まつり話
    • 【スタバ】を襲う謎のコーヒー起業家
    • 【Zapp】ロボット声の魔力
    • 町山智浩『運び屋』
    • 【ゴーン前会長逮捕】から考える社会の劣化
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子の「ドラッグ・フェミニズム」
    • 「念力事報」/憎みきれないハゲダルマ
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【ちびまる子ちゃん】がその他大勢に与えた救済
    • 【スヌープドッグ】のローライダーを塗った男
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 不死鳥のごとく蘇った【天才ブルワー】
    • 【ゲイメディア史】群雄割拠時代の幕開け
    • 幽霊、呪われた平成と世直しの幻想。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』