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辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」【67】

「小室文書」に見た狂気……眞子様の洗脳を解くキーパーソンに希望を託す

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 10月の結婚を目指して小室圭氏から発表された「小室文書」。A428枚にも及ぶ文書は、元婚約者X氏からのお金は借金ではなく名誉のために返さない、というような内容で、お世話になったX氏を悪者に仕立てて追い詰めるサイコパス感漂うものでした。2012年、ATMにされたX氏が、小室さんの母親佳代さんと婚約解消を切り出し、その時に発した「返してもらうつもりはなかった」というセリフを小室さんが咄嗟に録音。この「返してもらうつもりはなかった」というセリフが20回以上「小室文書」に引用されて、軽い恐怖を感じます。小室さん、婚約内定会見のときは「Let it be」が座右の銘とか言って牧歌的な感じを出していましたが、実は攻撃的で相手を追い詰める性格の方だったとは……。「週刊現代」(講談社/21年4月24日号)でX氏は、「事前に私から『今日は大事な話がある』などと伝えていたわけではなかったので、圭君が録音していたと知り、驚きました」と語っています。週刊誌記者でもないのに、21歳の若さで咄嗟に隠し録音できる男(それ以前に母親に常に同行している一心同体ぷりも気になります)。「返してもらうつもりはなかった」の前後の文脈も不明で、X氏は「『差し上げます』と言った覚えは僕は一言もない」「『一度に全額を返してもらわなくてもいい』という主旨の言葉は言った記憶があります」と否定しています。録音したことに引いた、という世間の声も多く、この様子だとこれまでの眞子様や秋篠宮様とのやり取りも録音されているのではないか、と懸念されています。世間の逆風を見て、急に小室さん側が「解決金」を支払う意志を表明しましたが、X氏は「私はもう400万円は要らないのです」「私を悪者にしたり、利用するのはやめてほしい」と心を閉ざしてしまい、問題はさらに暗礁に乗り上げました。文書には借金のことしか書かれていませんでしたが、小室さんの皇室利用や過去のいじめ問題とか、佳代さんの遺族年金問題とか、ほかにもいろいろな懸案事項が。そして小室さんが弁護士を雇う費用や、奨学金以外の留学費用、(払うとしたら)解決金の400万円と、ますます借金が増えているような気もします……。

 もうひとつ指摘されているのが、世間を騒がせ、迷惑や心配をかけている皇族や世間の人に対し謝罪がない点。謝罪会見を乱発する風潮もどうかと思いますが、ここまで世間を騒がせているのでひと言くらいあってもよかった気がします。銀行員時代、大事な書類を紛失したときも知らんぷりをしていたといわれる小室さん。謝ったら負け、というポリシーがあるのでしょうか。もしくは自分は特別な存在で、謝る必要はない、と……。小室さんが特別な存在と自負するようになったのは、眞子様のエンパワーメント効果も大きいです。「小室文書」には眞子様の意向も反映されている、と加地隆治皇嗣職大夫が明かしたことも衝撃的でした。金銭トラブルの報道が出たときから眞子様が小室さんの相談に乗っていて、対応方針を決めていたとは。秋篠宮邸の増改築には33億円かかるといわれています。皇族にとって400万円は返さなくてもいいレベルの金額なのでしょうか……。眞子様は「小室文書」の「将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続ける」の「将来の私の家族」という箇所にキュンとされていたのかもしれませんが……。

 小室さんに夢中の眞子様を心配する声もありますが、皇族の危機ともいえるこの状況、どうすればよいのでしょう? 数年前の記事を見ていたら、学習院時代に眞子様が10年間片思いされていた、超イケメンでスポーツマンで今は医者というハイスペックのA君という存在を再発見。眞子様を洗脳状態から解くことができるのは彼しかいません。本物の王子様として囚われの姫を救い出してほしいと、国民のひとりとして切望します。

辛酸なめ子(しんさん・なめこ)
1974年、東京生まれ埼玉育ち。マンガ家・エッセイスト。皇室、アイドル、セレブ、スピリチュアル、女磨きなどをテーマに、数々の作品を発表。「週刊文春」など多数の雑誌で連載記事を持つ。著書に『サバイバル女道』(小社刊)、『おしゃ修行』(双葉社)、『魂活道場』(学研プラス)など。

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