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『西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」』【47】

お花見デートはアウト? セーフ?――『赤江珠緒』は冷たい芝生の上に

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『赤江珠緒』

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「FRIDAY」(講談社)5月3日号にて、フリーアナウンサー・赤江珠緒とお笑いコンビ博多華丸・大吉のツッコミ担当・博多大吉との“お花見デート”が掲載された。赤江は「FRIDAY」の発売前日、自身のラジオ番組にて“事実有根”ではあるが、恋愛関係はないとコメント。“事実有根”って、響きがなんかエロいよね。

 数年前、春先に公園を散歩していたら、突如現れたドーベルマンみたいな黒い犬に追いかけまわされたことがある。飼い主が、うっかりリードを手から離してしまったがゆえの悲劇だ。

 一方、「FRIDAY」(講談社)5月3日号に掲載されたフリーアナウンサー・赤江珠緒とお笑いコンビ博多華丸・大吉のツッコミ担当・博多大吉による“お花見デート”報道を見るにつけ、同じ春先の公園でありながら、起きていることの差がありすぎて、我ながら情けない気持ちになってくる。ただその反面、40過ぎた男女でも「こんな胸キュンなシチュエーションがあるんだ!」とウキウキしてしまったのも事実だ。

 この“お花見デート”報道、互いに既婚者である赤江と大吉が、2人きりでランチをしたあと、公園で散歩をし、あまつさえ芝生の上で一緒に寝転ぶなど仲むつまじい様子だったというものだ。赤江は、自身がメインパーソナリティを務めるTBSラジオ『たまむすび』の今後に関して、共演者である大吉に相談をしていた流れでのことと弁明。世間やメディアでは「既婚者同士のこの行為はアウトか? セーフか?」などという議論がまき起こっている。

 個人的には、アウトだろうとセーフだろうとどっちでもいいという“野球拳”的スタンスだが、出ている意見をまとめてみると、女性はおおむね「アウト」。男性は、自分がやる分には「これくらいいいじゃない」であり、「でも彼女や嫁にやられたらイヤ」というのが正直なところではないだろうか。

 確かにプラトニックではあるものの、ここから“始まるかもしれない”という危うさをはらむシチュエーションではある。そう考えると、やはり“モテ”ということにおいて、女性から“相談されやすいキャラ”であることは重要なのだ。その点で『たまむすび』の共演者を見渡すと誰に相談するかといえば、そりゃあ大吉を選ぶというもの。ツッコミという役割もあるからかもしれないが、何があっても動じない冷静な感じが頼もしい。私など、散歩中に犬に追いかけられ「ひゃー!」などと間抜けな声をあげているようでは、まだまだである。ただ、逃げている最中「なんか、藤子・F・不二雄のマンガみたい」と思う冷静さがあったことは評価してほしい。私にもポテンシャルはあるのだ。もしまた同じ状況になったとしても、今度は尻のひとつでもかまれ、木によじ登り「ドラえも~ん!」と泣き叫ぶぐらいの余裕があることだけは付け加えておこう。

 それにしても、今回の掲載写真を見て改めて思ったのだが、赤江珠緒は44歳、一児の母でありながら、「すげーカワイくない!?」ということだ。

 ショートカットでクリッとした目、若かりし頃の内田有紀をほうふつとさせる。奇しくも同い年であり、当の本人である内田が、見事な大人の女性へと変貌しているのに対し、赤江は若い内田有紀のままという奇跡。もはや内田有紀以上に内田有紀と言ってもいいだろう。なのに世間やメディアは、あまり「赤江珠緒=カワイイ」という扱いをしていないように思う。なぜだ? 丸岡いずみが世に出てきた時には「奇跡の38歳」などともてはやされていたのに。今、それ以上の奇跡が俺たちの目の前でおきているんだぜ。

 あれか、「珠緒」という名前が古めかしいからいけないのか!? 中村玉緒みたいで。ただね、さとう珠緒がいるじゃないかと。字も一緒だし。今検索してみたら、46歳なのにカワイくていやがる。何この珠緒マジック。世間はもっと“珠緒”というもののカワイさに目を向けるべきだ。

 話を赤江のほうに戻そう。

 だいたいね、あんな屈託のない瞳で「芝生、寝ころんじゃおうよ」とか言われたら、いや言ったかどうかは知らないけどさ、言われたとしたらハッとしない!? 一見サバサバした性格に見える彼女から「いろいろ悩んでて……相談があるの」なんて言われたらグッとこない!? 田原俊彦ばりに。

 報道後、初の『たまむすび』での2人の共演の様子を見ている限り「本当に何もなかったんだろうな」という感じは伺える。だが、人の気持ちというのは、本人にしかわからないものだ。前述した通り、あそこから始まる可能性だってある。そういう意味で今回は、むしろ撮られてよかったんじゃないかと。「あーよかったな」と。花*花みたいな感じでさ。桜だけに。「あなたと~♪ いて~♪」とか言っちゃってるけど。まあ万が一、恋心が芽生えていたとしても強制的にブレーキがかかるわけだからね。

 今回のことで2人とも、誤解を招いたとして各方面からいろいろ注意を受けたようだが、最後にせん越ながら、私からも一言言わせてもらえないだろうか。

「公園の芝生は、犬が散歩中にウンコしていたりするから、あまり寝ころばないほうがいいよ!」

 こちらからは以上です。

西国分寺哀(にしこくぶんじ・あい)
不惑をとうに超えているも、未だに惑い続けている独身男性。相談に乗ってほしいという女性は、サイゾー編集部までご一報ください。


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