サイゾーpremium  > 連載  > 西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」  > 『西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」』【48】/【川栄】ベイビー
連載
『西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」』【48】

『川栄李奈』だけじゃなく、元カノにも幸せになってほしい――川栄ベイビー

+お気に入りに追加

『川栄李奈』

1907_P119_img001_200.jpg

5月17日、結婚&妊娠を発表した女優・川栄李奈と俳優・廣瀬智紀。その後、「週刊文春」5月30日号にて廣瀬の二股疑惑が報道された。ちなみに、本文中に出てくるオードリー・春日俊彰はプロポーズ10日前に浮気してたんだって。「FRIDAY」(講談社)に書いてあった。

「いや~、廣瀬智紀の刀剣が乱舞しましたな~」

 そんな、おっさんらの下衆な居酒屋トークがはばかられるほど、元AKB48で女優・川栄李奈と『映画刀剣乱舞』等で活躍中の俳優・廣瀬智紀の結婚&妊娠発表は、世間から手放しで祝福された。だが、残念なことにそれからわずか5日後、毎度おなじみ「週刊文春」(文藝春秋)が、夫・廣瀬の二股疑惑を報じてしまったため「ほら、やっぱり刀剣が乱舞してた」と自らの下衆な発想を反省していたおっさんらに、再び自信を与える結果となってしまった。

 一時期は『AKB48選抜総選挙』で躍進した娘に翌週、文春砲を食らわせる“若い子の芽を摘む”所業が繰り返されており、「文春が発売されるまでが総選挙」といった「家に帰るまでが遠足」みたいなことになっていたが、最近ではオードリー・春日俊彰のように、アイドル以外の芸能人の結婚報告ですら発表後はうかうかできない状況になっている。

 とはいえ、発表当初の盛り上がりは相当なもので、やれ「女優としてこれからなのに」であるとか「スポンサー対応が……」みたいなネガティブな声はほとんどなく、「皇室か!」というぐらいの祝福ムード。「ああ、皆から愛されるってこういうことなんだな」と酔ってカラオケで『ZOO~愛をください~』を熱唱して、女子の気を引こうとする卑しい独身中年男としては襟を正される思いである。

 それにしても、元号が平成から令和にかわるタイミングで「我こそが芸能界で第一号の令和婚を」といわんばかりに結婚発表が相次いだわけだが、なんかその「仕込んでいた感」というか「ヤフトピ狙ってました感」が透けて見えて、私などは少々ひいて見ていた。余談だが、高橋みなみは、「よめ」「だんな」と書かれたTシャツまで用意していたのに、葉加瀬マイのほうが先にヤフトピに出ちゃって、相当くやしい思いをしたのではなかろうか。そこへいくと川栄なんかは妊娠もありますからね、狙ってできるもんじゃないですから、結果、このタイミングで結婚っていう自然さに余計好感がもてるわけですよ。

 んで、くだんの二股報道なのだが、ざっくり言えば、廣瀬には同棲、結婚の約束までしていた彼女がいたけど、川栄といい感じになったから「仕事のために成長したい」と嘘を言って別れたのが昨年12月。彼女にしてみたら「別れましょう私から 消えましょうあなたから」みたいな大黒摩季的な苦渋の決断だったにもかかわらず、半年もしないうちに結婚発表をされ、相当ショックを受けているという。事実だとすれば廣瀬の「だらしなさ」「ズルさ」が招いた結果であるが、悲しいかなこういう事例は結構ある。女性向けサイトの「ダメ男特集」なんかは、こんなエピソードの宝庫だ。

 こういう話になると、とかく男の方が責められがちだが、男だって女性からひどい仕打ちを受けているのだ。私の知人など、長年同棲していた彼女と結婚することになり、新居まで借りたタイミングでマリッジブルーだかキタノブルーになったとかで別れを切り出され、泣く泣く承諾。だがその数カ月後、彼女は別の男性と同棲を開始し、ほどなく結婚したという。その後、彼の生活が荒れたのは言うまでもない。あとね、前にも書いたが、たかみなだって卒業後たった1カ月で交際しちゃっているわけで、ファンにしてみたら大きくジャンル分けすると今回と同じケースということにならないだろうか。

 何が言いたいかと言うと、人間誰しも「ズルさ」はあるわけで、だからといって「悪人」ではないという話である。その辺、川栄は感覚的にわかっているのか、今回の件に関して「過去はバカ人間ですね! 今後頑張りましょうか」とツイートしている。また告白した元カノに向けても「世間に公表するのは絶対に違うと思う」と言及。現在、当該ツイートは削除されているが、川栄にしてみたら「知らんでもいい過去」なわけで、女として、母として「引いたら負け」という気概が感じられて頼もしい。

 まあ、だからといって廣瀬を擁護するつもりはない。ヒドいことをしているのに違いはないのだから。元カノの気持ちもわかるが、むしろ「こんな男と結婚しないでよかったね」と言ってあげたいぐらいだ。もはや心配なのは、川栄よりもこの元カノのほうである。だいたいね、こういうズルくてだらしない男なんてのは川栄みたいな「どてらい女」じゃないと乗りこなせないのだから、やめといたほうがいいのだ。こんな男のために時間を無駄にしないで!

 たぶんね、いい娘だと思うの、その元カノ。ダメな男を放っておけないタイプなの。今後もその優しさに付け込んでくる男がいっぱいいるから気をつけて。あとね、酔っぱらって『ZOO~愛をください~』を熱唱している男にも気をつけて。ヒドいことはしないけど、将来性はないから。川栄だけじゃなく、こういう娘にも幸せになってほしいのだよ、おじさんは。

西国分寺哀(にしこくぶんじ・あい)
カラオケで後輩に「ZOOを入れて」と指示したら、『Choo Choo TRAIN』が流れてきて、動揺した40代独身中年男性。


Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年8月号

中韓エンタメ(禁)大全

中韓エンタメ(禁)大全

韓国人気モデル「ジェナ」日本初セクシー

韓国人気モデル「ジェナ」日本初セクシー
    • 【ジェナ】韓国の美モデル参上

インタビュー

連載

    • 【小倉優香】韓国の友達が多いんです。
    • 【日向カリーナ】ブラジル系モデルの古風な一面
    • 愛しさと、切なさと、【熊田曜子と】
    • スマホとSNS以降の【ネットの未来】
    • 【安藤寿康】人間は"教育"によって生かされている(前)
    • 高須基仁/【反社】との交際くらいで騒ぐな!
    • 己の殻を破る【ギャル】が祭に集う
    • 中国【ファッションアプリ】の裏事情
    • 【Lil Nas X】栄光と挫折と突然の告白
    • 町山智浩/【トム・オブ・フィンランド】ゲイ・カルチャーの革命家
    • 医師と大手メディアと【製薬会社】の利益相反
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/闇営業物語
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/『ホットギミック』"鈍い女"がモテる理由
    • LAのDJが懐古する【90年代のクラブシーン】
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 【都市計画】のスペシャリストがビールで街を盛り上げる!
    • 幽霊、殺されても咎人となるニート。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』