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連載
お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"──高須基仁 の「全摘」No.79

コンビニからエロ本消滅。――新橋にエロの殿堂を作りエロの匂いを消す国に抗う

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──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

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ある人物に勧められてツイッターを始めたが、なかなか調子が出ない。というか、リプライとかリツイートとか、意味もやり方も誰も教えてくれない。結果、ブログとの違いがよくわからない。

 セブン-イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートが今年8月末までに成人誌の販売を原則中止すると発表した。いよいよ、エロ本ビジネスにトドメが刺されようとしている。

 その前提として、全国の書店が激減している。かつては小さい町でも書店が2軒はあった。1軒は、ベストセラーや国語辞典などを置く、表通りの店。もう1軒は路地裏でエロ本を置く店。まず淘汰されたのが路地裏。表通りもネットで本を買う人が増えて消滅した。だが、エロ本にはコンビニがあった。建前として成人誌のコーナーには片目をつぶっていたが、ラグビーW杯や東京五輪で外国人が大挙して押し寄せてくる前に、それを排除するというのだ。

 私も関わってきたが、KKベストセラーズ(ベストセラーズ)なんか90年代は「ザ・ベストMAGAZINE」「ザ・ベストMAGAZINE Special」「ザ・ベスト MAGAZINE ORIGINAL」などなど次々作って一気にコンビニで売った。今は鳴りを潜め、私が確立させた熟女と人妻系が生き残っている状態。若い世代はネットでタダでエロ動画が見られるのだから、エロ本など必要がないと言うだろう。実際、現在のマーケットとしては、おそらく団塊世代が買いに行っているにすぎない。とはいえコンビニは全国に約5万軒。どの店も各誌最低1冊売れていたとすると5万部は出ていた計算になる。

 エロ本と同時に、コンビニからはいつの間にやら実話誌も消えた。「実話ナックルズ」(大洋図書)、「実話BUNKAタブー」(コアマガジン)もほとんど置いていない。山口組系の情報に強い「実話ドキュメント」は発行元を転々として2018年に紙媒体の発行終了。住吉会系の情報に強い「実話時代」(三和出版)が唯一残っている。対して、「週刊大衆」(双葉社)、「週刊実話」(日本ジャーナル出版)、「アサヒ芸能」(徳間書店)は、以前ほどヤクザを載せなくなった。

 書店もコンビニも、もはやエロスもだめ、タナトス(死をイメージさせる暴力)もだめ。ではどこで売ればいいのか。水面上がだめなら水面下。反社会的勢力が牛耳るアングラ市場でさばくしかなくなる。が、これはバカにならない。1誌約1000部~5万部×10種類ほどのカネが裏社会に流れることになる。それでいいのか。

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