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第1特集
ドラマが描く時代のセックス観【3】

近親相姦に障害者レイプ――佐々木希セックス依存症!?鬼畜エロを描く野島作品

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30代~50代の読者なら、野島伸司が手がけた『高校教師』や『聖者の行進』でのエグい性描写は、ある種のトラウマになっているだろう。最近ではあんまりその名前を聞かなくなった野島作品だが、どっこい今も健在だった……。

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野島伸司が手がけた「ひとつ屋根の下」への出演がきっかけで、当時交際に発展していたという酒井法子。その後の人生は、まるで野島作品のよう?

 過激な性描写を描いてきた脚本家として、誰もがその名前を思い浮かべるのが野島伸司だろう。

『高校教師』(93年・TBS)では、京本政樹演じる教師が教え子をレイプし、父親からの近親相姦に苦しむ桜井幸子演じる女子高生は、真田広之演じる教師と恋愛関係に突き動かされる。また、『未成年』(95年・TBS)でも10代の少年・少女たちの性を正面から描き、『聖者の行進』(98年・TBS)では、雛形あきこ演じる知的障害者への強姦を描き、視聴者からの苦情が殺到した……。

 TBSとタッグを組んだ野島は、今の地上波では考えられないようなセンセーショナルな題材と性描写を用いて、軽薄なトレンディドラマに対して挑戦的な作品を次々と創作。90年代ドラマのひとつの潮流を生みだしていったのだ。

 しかし、00年代以降、一時代を築き上げた大脚本家は、テレビ制作の現場がBPOや視聴者からのクレームを恐れて自主規制を働かせていくことによって、徐々に失速してていく。

 90年代には平均視聴率21・9%を叩き出していた『高校教師』も、10年後に放映されたリメイク版では、10・8%と苦戦を強いられた。

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