サイゾーpremium  > 特集  > アダルト  > ドラマが描く時代のセックス観【3】/鬼畜エロを描く【野島伸司】
第1特集
ドラマが描く時代のセックス観【3】

近親相姦に障害者レイプ――佐々木希セックス依存症!?鬼畜エロを描く野島作品

+お気に入りに追加

30代~50代の読者なら、野島伸司が手がけた『高校教師』や『聖者の行進』でのエグい性描写は、ある種のトラウマになっているだろう。最近ではあんまりその名前を聞かなくなった野島作品だが、どっこい今も健在だった……。

1801_P042-047_page4_300.jpg
野島伸司が手がけた「ひとつ屋根の下」への出演がきっかけで、当時交際に発展していたという酒井法子。その後の人生は、まるで野島作品のよう?

 過激な性描写を描いてきた脚本家として、誰もがその名前を思い浮かべるのが野島伸司だろう。

『高校教師』(93年・TBS)では、京本政樹演じる教師が教え子をレイプし、父親からの近親相姦に苦しむ桜井幸子演じる女子高生は、真田広之演じる教師と恋愛関係に突き動かされる。また、『未成年』(95年・TBS)でも10代の少年・少女たちの性を正面から描き、『聖者の行進』(98年・TBS)では、雛形あきこ演じる知的障害者への強姦を描き、視聴者からの苦情が殺到した……。

 TBSとタッグを組んだ野島は、今の地上波では考えられないようなセンセーショナルな題材と性描写を用いて、軽薄なトレンディドラマに対して挑戦的な作品を次々と創作。90年代ドラマのひとつの潮流を生みだしていったのだ。

 しかし、00年代以降、一時代を築き上げた大脚本家は、テレビ制作の現場がBPOや視聴者からのクレームを恐れて自主規制を働かせていくことによって、徐々に失速してていく。

 90年代には平均視聴率21・9%を叩き出していた『高校教師』も、10年後に放映されたリメイク版では、10・8%と苦戦を強いられた。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年10月号

欲望のグラビア学

欲望のグラビア学

大和田南那"青の衝撃"

大和田南那

NEWS SOURCE

    • 【サイゾー×Fresh!】グラドル発掘
    • 【ラウンドガール】圧巻の美脚!

インタビュー

連載

    • 表紙/【北向珠夕】33歳に見られたんです。
    • なんとなく、【クリステル】
    • 【リクナビ】内定辞退率が法律違反以上にマズイわけ
    • 【萱野稔人】宇宙生物学と脳の機能から見る人間(前)
    • 高須基仁/年末にブレイクするのは【山里良太と稲垣吾郎】
    • 【盆踊り×SNS】の親和性
    • 世界最強の【麻雀AI】を生んだ中国人研究者
    • 【ライオネル・リッチー】の逆襲
    • 町山智浩/【アメリカン・ファクトリー】中国資本の米工場を追う
    • 【ラグビーW杯】醍醐味はブレークダウン
    • 小原真史「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/笑う全裸監督
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/【さよならミニスカート】を読む娘へ
    • アッシュ・ハドソン「アングラ見聞録」
    • 辛酸なめ子「佳子様偏愛採取録」義
    • ビールと人を作る!【ブルワーを育てるブルワー】
    • 更科修一郎/幽霊、箱の中で覗き込むエロと未来。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』