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【詩人】文月悠光のアイドルで現代詩【4】

「"完璧なまゆゆ"という非現実性」

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――若手女流詩人が読み解くアイドルたちのコトバ

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早くも、「選抜総選挙で二連覇を達成したい」と語っている我らがまゆゆ。

現実的すぎるところを見せない 
      ――渡辺麻友(AKB48)

「正当な手続きを踏んだものが勝つのよ」。渡辺麻友が総選挙で1位になったとき、知人が誇らしげに発言したことを覚えている。1位獲得は喜ばしいが、少々後ろめたい気持ちを抱いた。容姿、振る舞い、どこを切り取っても正しく、破綻がない。彼女を見ていると、まっすぐに努力できない駄目な自分に気づいてしまうのだ。

 発言を追っていて気になったのが、「完璧でいたい」という言葉。アイドルという「非現実」を目指すストイックな姿勢は、メンバーいわく「プロ」。指原莉乃には、凡人でも成功できると錯覚させる「逆転力」があるけれど、その点まゆゆは現実的。インスタグラムの流出疑惑も話題になったが、内容が好意的に受け止められたのも、彼女の日頃の努力の賜物かもしれない。

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