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【DJ】MOODMANのゲームに電源はいらない【3】

「オヒョイさんとほろ酔い大人のワインバーゲーム」

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――DJがレコードをゲームに持ちかえ"電源不要遊戯"の楽しみ方を伝授!

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藤村俊二のナンセンスとダンディズムをゲームで体感!

 幼少期にトゥー・マッチな教育番組『カリキュラマシーン』(日本テレビ)で人格形成がなされた世代なので、そのメイン・パーソナリティのオヒョイこと藤村俊二さんには、少しだけ思い入れがあります(あと、常田富士男さんにも)。

 ギャグアドバイザーを務めた人気番組『8時だョ!全員集合』(TBS)はもちろん、70年代のある時期に私たちに徹底的に刷り込まれたナンセンス。その裏にちらりと覗くダンディズム。ああ、あんな大人になりたいなとあこがれた私もいい年に。そろそろオヒョイさんが経営する南青山のバー〈O'hyoi's〉にでもと思っていたら、2010年12月に惜しまれつつ閉店。大人になり損なったと落胆していた頃に、『オヒョイ ワインバーゲーム』に出逢いました。

 内容はいたってシンプルで『黒ひげ危機一髪』のワイン版と思ってください。まず、手元に配られたコインを投入口に。ムーディーな音楽が流れたら、オヒョイさんの後ろの棚に並ぶワインからお気に入りを一本選び、カウンターに並べましょう。「もう一本同じものを」。オヒョイさんの肉声でダンディな一言をいただきつつ、あとはワインが並び終わるまで繰り返すだけ。一本だけ混じっている上物を選ぶことができると、オヒョイさんの顔がポッと赤くなり、コインがすべて返却。そのコインを元に2ゲーム目へ……という流れです。

 オヒョイというあだ名は、現場からひょいといなくなることから付けられたそうですが、まさにひょいとこんなゲームをリリースするなんて憎いかぎり。私は数年前に中目黒のドン・キホーテで叩き売られているのを救出しました。ちなみに、『美味しんぼ』(小学館)のキャビアのお茶漬けの回は、藤村俊二著『キャビアのお茶漬け』(講談社)にインスパイアされたのでは、と思っている私です。では、また。

MOODMAN(むーどまん)
DJ。高橋透、宇川直宏とタッグを組んだGODFATHER, HOUSE OF LIQUIDをはじめ各種パーティでレジデントを務める。最新ワークは、うつくしきひかり「針を落とす」のリミックス(7インチ)。

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