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サブカル展は森美術館の十八番?今足を運ぶべき日本の美術館8選

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■ベーコン展がスマッシュヒット
【1】東京国立近代美術館
開館/1952年 所在地/東京都千代田区北の丸公園3-1 館長/加茂川幸夫 得意ジャンル/近現代芸術所蔵/約1万2000点

少々アクセスの悪い立地にあるが、「生誕100年 岡本太郎展」(11年3~5月)、「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」(12年2~5月)など、幅広い年代にリーチする企画展を毎年開催している。今年はなんといっても「フランシス・ベーコン展」(3~5月)が目玉だった。国内に収蔵作品がないわけではないが、一堂に会する機会は珍しかったのか、若年層の来場者も多かったという。


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■六本木の中心でジョジョも会田誠も
【2】森美術館
開館/2003年 所在地/東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階 館長/南條史生 得意ジャンル/現代美術 所蔵/約200点 

六本木ヒルズの中心部にそびえる、森タワー内に作られた、日本最高所にある私立美術館。52階には森アーツセンターギャラリーも入っている。館長の南條氏はヴェネツィア・ビエンナーレ日本館コミッショナーなどを務めたバリバリの美術畑生え抜き。昨年は会田誠展において「ポルノ被害と性暴力を考える会」から抗議を受けたが、見事に突っぱねるという、プライベート美術館ならではの対応を見せた。



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■ジブリと蜜月サブカル展で親子客狙い
【3】東京都現代美術館
開館/1995年 所在地/東京都江東区三好4-1-1 館長/高嶋達佳 得意ジャンル/現代美術 所蔵/約4500点

現代アート界の凄腕女史・長谷川祐子氏がチーフキュレーターに就き、電通の名誉会長が館長を務める都立美術館。ロイ・リキテンスタインの『ヘアリボンの少女』が収蔵品の目玉のひとつ。先代館長は日本テレビ会長だった故・氏家齊一郎氏であり、彼の在任当時から日テレと関係浅からぬスタジオジブリにまつわる企画展がたびたび開かれている。それ以前は赤字続きで収蔵予算も凍結されていたが、これにより客足を増やして息を吹き返した。


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■実業家名家の旧個人宅は雰囲気も◎
【4】原美術館
開館/1979年 所在地/東京都品川区北品川4-7-25 館長/原俊夫 得意ジャンル/現代アート 所蔵/約1000点

東京ガス会長、帝都高速度交通営団(現東京メトロ)総裁などを務めた実業家・原邦造の邸宅を、その孫であり美術を学んだ俊夫氏が美術館として開放。戦前の瀟洒な邸宅を利用したスペースになっている。入り口付近にブラウン管テレビとビデオデッキなどを使ったナム・ジュン・パイク「ニーシェ イン T」が展示されているが、ブラウン管テレビが製造を終了したために修理ができず、現在は作品としての体をなしていない。時代の趨勢に左右される、メディアアートの性格を象徴しているようにも見える。


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■いまや金沢観光の定番コースに
【5】金沢21世紀美術館
開館/2004年 所在地/石川県金沢市広坂1-2-1 得意ジャンル/現代アート

金沢市が運営する現代美術館。ジェームズ・タレルやレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」などの大型作品が恒久展示されている。地元ゆかりの作家やアーティストグループの展示を行うほか、国内外の若手~中堅現代芸術家の展示を多数行う。今夏になって、2年前に展示室と収蔵庫に害虫が発生していたにもかかわらず、奈良・薬師寺の国宝展を誘致していた旨が報じられ、批判を受けている。


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■マダムから人気の高い上野の名所
【6】国立西洋美術館
開館/1959年 所在地/東京都台東区上野公園7-7 館長/小松弥生 得意ジャンル/西洋画、彫刻 所蔵/約4500点

印象派絵画やロダンの彫刻で知られる老舗国立美術館。明治時代の川崎造船社長・松方幸次郎のコレクションが所蔵の中心を担っており、ルーベンスやドラクロワ、ルノワール、ゴーギャン、ミレー、モネ等々、有名どころが揃っている。近年ではレンブラント展やルーブル美術館展が多くの入場者を集めた。展示の性格上、おばさま世代からの人気が高く、若者には刺激が足りないかもしれません。


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■所蔵品のないニュータイプ
【7】国立新美術館
開館/2007年 所在地/東京都港区六本木7-22-2 館長/青木保 得意ジャンル/公募展 所蔵/なし

黒川紀章設計によるガラス壁が際立つ新しめな美術館。固有の収蔵品を持たないのが方針のひとつ。もともとは、日展ほか各種美術団体による公募展をやる会場が手狭になったために、新しく国営の美術館を建てることになったのがきっかけで造られた。一方で、文化庁メディア芸術祭の会場にもなれば、1950年代の関西前衛美術グループの展示「具体」展、「大エルミタージュ美術館」展など、現代アートから古典・近代まで、幅広く取り行っている。


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■デザインもアートだ!
【8】21_21 DESIGN SIGHT
開館/2007年 所在地/東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ガーデン内 得意ジャンル/デザイン 所蔵/なし

デザイナーの三宅一生、グラフィックデザイナーの佐藤卓、プロダクトデザイナーの深澤直人の3人がディレクターとなり、デザインのためのミュージアムを造るべくして開館。三井不動産や資生堂がメインパートナー(スポンサー)となっている。写真や広告、プロダクト、住環境などさまざまなテーマの企画展を行っている。


(写真/尾藤能暢[【5】除く])

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