サイゾーpremium  > 特集  > タブー  > 【マクロビ】で生理が止まる!? 非科学的なオーガニック食事法の害悪
第1特集
スティーブ・ジョブズも犠牲に? マクロビに潜む落とし穴【1】

ストイックなマクロビ女子は生理が止まる!? オーガニックな食事法に潜む落とし穴

+お気に入りに追加

――その意味は詳しく知らなくても、“マクロビ”という言葉自体は耳にしたことがあるだろう。あるいは、“ヴィーガン”や“ローフード”といったワードも聞いたことがあるかもしれない。それらの食事法はヘルシーなイメージで世間に浸透し、オーガニック志向の女子たちに受け入れられているように思えるが、悲惨な目に遭った実践者もいるという――。

1306_macro_01.jpg
地方の某ゲストハウスで提供されているマクロビ・ランチ。これで2000円は高いのか安いのか……。

 2000年代半ば頃からメディアで取り上げられるようになったマクロビオティック(通称マクロビ)という食事法。オーガニック/ナチュラル・フードへの関心が高まるなか、今やマクロビを実践する人は少なくなく、それとは別の食事法であるヴィーガンやローフードといった言葉も耳にするようになった。だが、これらについて馴染みのない読者もいるだろう。そこで、まずは各特徴を簡単に整理しよう。

 マクロビの基本は、すべては陰と陽に分けられるという東洋的な考え方にある。主に陽性は「動きのあるもの、熱いもの」のことで、陰性は「冷たくて、水分の多いもの」に分類される。より平たくいえば、人間(や動物)は陽の属性を持ち、陰性の植物を摂ることで心身のバランスが取れる(中庸になる)ということ。これに基づき、肉や卵、牛乳などの動物性タンパク質は摂らず、穀物や根菜、豆類などを主に摂取する。

 また、ヴィーガンは肉や魚、乳製品や卵を食べないという点ではマクロビと同じだが、健康のためというよりも、「動物を殺して食べるのはダメ」という主義によるもの。さらにローフードは、加熱で失われる酵素やビタミンを効率よく摂るべく、食材を生の状態で極力摂取しようというものだ。

 これらは舶来モノと思いがちだが、マクロビに関しては日本発祥といわれる。明治時代の医師で玄米・食養の元祖である石塚左玄の理論をベースに、思想家・食文化研究家の桜沢如一が「玄米菜食」という自然に即した食事法を体系化し、提唱したことで始まったとされているのだ。

 その後、桜沢の弟子である久司道夫らの普及活動により、1950年代以降、アメリカを中心に海外にも広まり、いつしかハリウッド・セレブも実践する食事法に。日本で2000年代にブームとなったマクロビは、要するにそれが逆輸入されたものなのだ。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年10月号

欲望のグラビア学

欲望のグラビア学
    • 【都丸紗也華】とタピオカのモード撮
    • 三代目JSB【ELLY】の七変化
    • 【西村歩乃果】TikToKのアイドルが魅せる
    • 【MC・DK】ヒップホップの筋肉美
    • 奇跡の三十路【森ニーナ】がB-GIRLに!
    • 【100センチバスト】がウケる理由
    • 【撮影会】の元祖は海女さんだった!?
    • 【#MeToo時代】の問うグラビアの是非
    • 【心霊写真】のグラビア的価値とは

大和田南那"青の衝撃"

大和田南那
    • 【大和田南那】20歳目前の美ボディ

NEWS SOURCE

    • 【サイゾー×Fresh!】グラドル発掘
    • 【ラウンドガール】圧巻の美脚!

インタビュー

    • 【中村里帆】──変顔が得意なCM美女
    • 【なみちえ】──藝大JDがラップする理由
    • 【DaichiYamamoto】──京都の新世代ラッパー

連載

    • 表紙/【北向珠夕】33歳に見られたんです。
    • なんとなく、【クリステル】
    • 【リクナビ】内定辞退率が法律違反以上にマズイわけ
    • 【萱野稔人】宇宙生物学と脳の機能から見る人間(前)
    • 高須基仁/年末にブレイクするのは【山里良太と稲垣吾郎】
    • 【盆踊り×SNS】の親和性
    • 世界最強の【麻雀AI】を生んだ中国人研究者
    • 【ライオネル・リッチー】の逆襲
    • 町山智浩/【アメリカン・ファクトリー】中国資本の米工場を追う
    • 【ラグビーW杯】醍醐味はブレークダウン
    • 小原真史「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/笑う全裸監督
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/【さよならミニスカート】を読む娘へ
    • アッシュ・ハドソン「アングラ見聞録」
    • 辛酸なめ子「佳子様偏愛採取録」義
    • ビールと人を作る!【ブルワーを育てるブルワー】
    • 更科修一郎/幽霊、箱の中で覗き込むエロと未来。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』