サイゾーpremium  > 特集2  > 売り上げから試算!! ジャニーズいち、稼ぐグループは!?

──世の中になかなか公表されないジャニーズの利益を、本誌が独自に調査した数字を元に、勝手に試算した!

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■ディズニーを超えるコンサート客単価でボロ儲け
〈嵐事業〉
売り上げ:143.1億円(テレビ収入51.7億円を足すと194.8億円)
ファンクラブ推定:130万人

 2012年の「嵐」事業はコンサート収入でボロ儲けだ。こちらの記事で紹介した数々のコンサートと「嵐フェス(アラフェス)」をあわせて101万人を動員し、80億8000万円。また、コンサートDVDは2本だけで、約5億7000万円の収入となる。CDの売り上げと合わせて、音楽収入は10億3000万円。嵐の場合はレコード会社もジャニーズ事務所系列のジェイ・ストームで、10%程度の原盤権収入が入ってくる。また、このほかにコンサート会場でのグッズ収入も莫大なものになるが、それらは、ジャニーズ事務所系列のジェイ・ステーションに入ってくる仕組みだ。さらにCM収入は12社で、一本7000万円の櫻井翔を筆頭に今後も伸びが期待される。


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■テレビ収入(CM、レギュラー番組)でボロ儲け
〈SMAP事業〉
売り上げ:113.46億円(テレビ収入63.9億円を足すと177.36億円)
ファンクラブ推定:98万人

 CM7社で一本1億円とされる木村拓哉と、レギュラー番組7本で1時間300万円とされる中居正広の2人を中心にテレビ界での人気が、SMAP事業を支えている。ファンクラブ収入は98万人×4000円で約39億円、コンサート収入は90万人×8000円で約72億円と嵐とさほど変わらないが、CD売り上げの落ち込みが激しい。CD、DVDなどの音楽収入は2億4600万円だ。12年4月に発売の「さかさまの空」は、『梅ちゃん先生』(NHK)の主題歌で、ジャニタレが連続テレビ小説の主題歌を歌うのは初めて。プロモーションビデオも約3年ぶりに制作したが、その売り上げは18.2万枚とぱっとしない数字で、これからの活動に暗雲が立ち込め始めているようだ……。



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■テレビ・ゴールデンタイム露出次第で、SMAP超えも目前!
〈関ジャニ∞事業〉
売り上げ:85.1億円
ファンクラブ推定:26万人

 SMAPの座を虎視眈々と狙っているのが関ジャニ∞だ。コンサートは10都市41公演で約88万人を動員し、約70億円の収益と、SMAPとほぼ並んだ。シングルも「愛でした。」(12年6月 32万枚)、主役を務めた映画「エイトレンジャー」の主題歌「ER」(12年7月 32万枚)と次々に30万枚を超え、初のベストアルバム「8EST」も37万枚、11年に行われた関ジャニ∞初の五大ドームツアーをまとめたDVD(6800円)は 21万枚で、音楽収入は4億7800万円とSMAPを超えた。今後の課題は26万人のファンクラブ加入者の増加とテレビ収入だ。13年はCM展開とゴールデンタイムの露出を増やしたいところだ。


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■テレビ・ドーム公演 定番モノでガッチリ稼ぐ安心のビジネスモデル
〈Kinki Kids事業〉
売り上げ:38.5億円
ファンクラブ推定:46万人

 ファンクラブの人数は、SMAPに次ぐ3位のKinKi Kidsはレギュラー番組1本(フジテレビ『新堂本兄弟』)ながらも、恒例となっている年末のドーム公演と堂本光一の芝居「SHOCK」が収入源だ。毎回変わる舞台装置は制作費がかかるものの、ロングランでの公演は、利益があると予想。気になるのはやはり音楽収入。12年1月発売の「変わったかたちの石」は秋元康の作詞で、週間ランキングでは初登場1位。シングル連続首位記録を32作としたが、実売は14万7000枚と少し寂しい。こうしてみると、剛にもっと稼ぐ余地がありそう。相方が芝居をしている間、何をしているのだろうか?


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■作られた“人気”が実力に化けるか!?
〈Kis-My-Ft2事業〉
売り上げ:24.28億円
ファンクラブ推定:10万人

 SMAPを育て上げたテレビ局に強い飯島マネージャーが現在力を入れているのが、若いKis-My-Ft2(キスマイ)だ。深夜番組を中心にレギュラー番組やドラマ出演も多いが、ジャニーズ事務所としてもお試し的に出演させているために、ギャラの試算は不可能。ただし、エイベックス所属ということもあってか、売り上げ枚数はCD(ベスト盤も含め)がそれぞれ30万枚前後と好調。音楽収入で2.6億円。ファンクラブは10万人で、ファンクラブ収入は4億円。コンサートは6800円で26万人動員のため、その収入は17.68億円、12年は合計で24.28億円だ。


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■音楽的には事実上の“解散”状態
〈TOKIO事業〉
売り上げ:6.85億円
ファンクラブ推定:11万人

 ファンクラブ収入は4億4000万円、テレビ収入は20億円(1人200万円として計算、ドラマをのぞく)と稼いでいるが、音楽事業がシングル・アルバムともに3万枚とぱっとせず。レコード会社はソニーレコード(94年-00年)、ユニバーサルJ(01年-08年)、そしてジャニーズ事務所系列ジェイ・ストームと転々としているが、経営的には、音楽からは撤退したほうが利益が上がる計算だ。日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』と個別のテレビ出演に専念するのが賢明だ。


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■コンサートなし、“解散”バラ売り状態
〈V6事業〉
売り上げ:9.4億円(個別のドラマ・CM収入を除く)
ファンクラブ推定:23万人

 TOKIO同様に経営学的には“負け犬”になるのが、V6だ。音楽収入は6.1~7.8万枚とTOKIOよりもマシだが、コンサートが開催されなかったのが痛い。また、V6全員が出るレギュラー番組がTBSの深夜番組ひとつしかないのも問題だ。今回はバラ売りのドラマ出演料を計算していないが、23万人というファンクラブ会員数から見ても個別のファンは多く、バラ売りが賢明かもしれない。井ノ原快彦の『あさイチ』(NHK)、岡田准一の俳優業など、今後も伸びしろはある。


【その他グループデータ】
〈Hey! Say! JUMP〉売り上げ: 23.3億円 ファンクラブ推定: 15万人
〈山下智久〉売り上げ: 12.84億円 ファンクラブ推定: 6万人
〈NEWS〉売り上げ: 10.64億円 ファンクラブ推定: 8万人
〈タッキー&翼〉売り上げ: 15億円 ファンクラブ推定: 11万人
〈KAT-TUN〉売り上げ: 37.48億円 ファンクラブ推定: 12万人
〈Sexy Zone〉売り上げ: 8.32億円 ファンクラブ推定: ?万人(不明)

※数字は2012年1年間のコンサート、CD、ファンクラブ収入のデータを集計した結果を元に推定しています。

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