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第1特集
食番組は売れ損ないタレントの再生工場!?

彦摩呂「宝石箱やぁ~」はもう古い! 芸能界の“再生工場”!?最新食タレント(秘)レポート

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──放送作家、ディレクター、プロデューサーなどテレビ制作の現場にいる面々に、食番組・企画で使いやすいタレントをカテゴリごとに分けてもらい、食番組での使い勝手を星で表してみた!

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(絵/金子ナンペイ)

【美味しそうに食べるのはごく一部のファイターのみ】
【1】大食い枠
代表的なタレント:ギャル曽根、ジャイアント白田
主戦場:“大食い”の冠がつく番組・イベントすべて

■特殊能力『大食い』だけだとしんどい!?
「大食い枠」には、とにかく強靭な胃袋が求められる。誰もマネできない特殊能力ゆえ、大食い番組に引っ張りダコ。うまくいけば、ギャル曽根のようにバラエティタレントとしての道も開ける。また、ジャイアント白田は、収録の数日前から水を大量に飲み、胃袋の大きさを調整しているようで、普段は1日1食牛丼一杯との話も。

【豪快なロケになることが多く、瀟洒な店は苦手】
【2】俳優枠
代表的なタレント:阿藤快、高橋英樹
主戦場:下町の名店から和食の超一流店まで

■ナチュラルに美味しさを伝えるにはこの枠
「俳優枠」には、どんな一般人にも気さくに話しかける人間味と、豪快かつ美味しそうに食べる能力が求められる。オールラウンドプレイヤーゆえ、庶民的な店から寿司などの和食まで、守備範囲は広い。阿藤快と双璧をなすのは、木之元亮。「ムシャムシャ」と自ら発しながら食べるプロ魂に、業界内にファンが多い。

【ハマれば大爆発。不発も少なくない!?】
【3】自己プロデュース枠
代表的なタレント:寺門ジモン、長野博(V6)
主戦場:企画色の強いバラエティ番組の1コーナー

■うざいうんちくは諸刃の剣
「自己プロデュース枠」には、“美味しそうに食べる”という資質は求められない。必要なのは独自性(うんちく)。寺門は、マスコミ取材NGの店を自らの力で引っ張ってくることが強み。業界内で期待されているのはカラテカ入江慎也。“人脈の広さが折り紙つき。TOKIO松岡昌宏は、食べ方が汚くて、使い物にならないそうだ。

【専門的な知識は高いが、人としての華やかさに難あり】
【4】文化人枠
代表的なタレント:石神秀幸、来栖けい
主戦場:グルメ系の特番、単発もの

■テレビは宣伝で、その他の収入で稼ぐ!
「文化人枠」には、タレント性は求められない一方、専門性が要求される。ギャラも数分の1に抑えられるため、重宝される。彼ら自身のうまみはテレビ以外の収入。書籍の出版、商品企画、店舗プロデュースなど、名が売れれば爆発力は食タレ以上とも。評判がよくないのは美食家の来栖けいで、コメントが長く編集しづらいとのこと。

【B級グルメはお手の物だが、高級店は苦手】
【5】食タレ枠
代表的なタレント:彦摩呂、内山信二
主戦場:夕方のニュース番組内の食レポから食べ歩き番組まで

■企画に困ったら、このデブを置いとけ!
「食タレ枠」は、まず第一に、なんでも美味しそうにペロリと食べるサービス精神が求められる。1日数時間のロケで3軒、4軒ハシゴすることもざらなので、胃袋の強さも必須。どんなに苦しくても常に笑顔が基本。ミスターちん、内山信二らがこの枠に入る。また、、褒め方や食べ方が不自然な舞の海が、逆にイイ! という話も。

【キャスティング段階で、単純な食べ歩きに難を示す傾向あり】
【6】リポーター芸人枠
代表的なタレント:石塚英彦、森三中
主戦場:バラエティ番組の食べ歩き特集、ひと捻りきいた企画が主

■美味しそうな画+おもしろさで不動の人気
「リポーター芸人枠」には、感想以上に、VTR内に笑いを散りばめる能力が求められる。「まいうー」でおなじみである石塚の場合、ダジャレを交えながらリポートする手腕を持つため、食タレの頂点に君臨。若手の有望株は森三中、ロバート秋山あたりという声も聞かれた。

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