サバイバル女道
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辛酸なめ子のサバイバル女道 最終回

勝ち組マザーズが集う体育教室で運動音痴コンプレックスと羞恥心に立ち向かう

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先生に手伝ってもらって、なんとかブリッジ。ほかの子はエク
ソシストばりに反っています。

 どなたか、この厳しい時代をサバイバルする術を教え導いてくださいませんか? 30代独身女が、転身・転職も念頭の置きつつ、気になるあの世界を探ります。

 私のトラウマの元になっているのは、体育です。体育至上主義の埼玉の小学校時代、運動音痴だったためにヒエラルキー的に下層に追いやられ、度々いじめられたことが記憶の底に刻まれています。体育ができていれば、もっとポジティブで華やかな人生だったかもしれない......体育会系オーラを振りまく女子アナやテレビ業界人を見ると、劣等感が込み上げます。最終回は、そんな現世の負のカルマを清算するために、体育教室に行ってみます。

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辛酸なめ子のサバイバル女道 第23回

MにもSにもなれる下克上リフレクソロジー体験で女の魅力を高める

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どなたか、この厳しい時代をサバイバルする術を教え導いてくださいませんか? 30代独身女が、転身・転職も念頭の置きつつ、気になるあの世界を探ります。

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ハメ撮りならぬもみ撮りショット。リフレ初体験の人が相手だと思う
と、気合も入ります。

 肉体的疲労やストレスで毎月数万円はマッサージに費やしていて、マッサージ貧乏になりそうです。中でも、ここ数年リピートしているのがリフレクソロジー。足裏を揉んでもらった時の、老廃物の塊がブチブチつぶされる感覚と、痛気持ち良さに病みつきです。「ガチガチですね」「プニョプニョしてますよ」「パンパンに張ってます」などと擬音で言葉責めされるとM琴線がゾクゾクします。このテクを身につけてセルフリフレができたら節約になるし、疲れた人を癒やしてあげられるかも......と偽善的な気持ちも芽生え、リフレ施術の1Dayレッスンを体験してみることにしました。

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辛酸なめ子のサバイバル女道 第22回

筋肉反応を鍛えて不安を解消! 日本国民総ダウザー化を目指す

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どなたか、この厳しい時代をサバイバルする術を教え導いてくださいませんか? 30代独身女が、転身・転職も念頭の置きつつ、気になるあの世界を探ります。

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茨城産や千葉県産などの野菜を購入し、次々とダウジング。
ほとんどはペンデュラムが右方向に回り、安全を再確認でき
ました。

 起源は千年とも万年ともいわれるほど古くから伝わる人類の叡智、ダウジング。振り子状のペンデュラムや、棒状のロッドを使い、潜在意識に問いかけて筋肉反応で答えを得る技術です。何が本当で何が嘘か、何が現実で何が夢なのかわからなくなってきている今だからこそ、潜在意識とのつながりを強めたい気持ちです。そこで今回は、日本におけるダウジングの第一人者、堤裕司氏【註1】に、ダウジングでサバイバルする方法を伺いました。

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辛酸なめ子のサバイバル女道 第21回

美顔効果、肩こり解消、放射能対策......無敵の粘土ですべてを手に入れる

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泥水は意外と飲みやすく、天然の薬のような味で、母なる大地の
慈愛を感じます。

 ご存じでしょうか? 土は食べられるということを......。アメリカ先住民など古代人には土を食べる文化があり、今も世界各地で土食文化【註1】が続いていたり、野生動物も土から栄養を補給したりしているそうです。さらに、NASAはカルシウム不足の宇宙飛行士に、ミネラル分豊富な土の摂取を勧めたとか。NASAのブランドネームで信憑性もアップです。今起きている食料不足問題も、土を食べることで解消されるかもしれません。母なる大地を食べる行為は、地球愛の新たな形で、エコロジカルです。

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辛酸なめ子のサバイバル女道 第20回

ハッカースペース侵入でIT男子の脳内も ハックする情報セレブへの第一歩

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メンバーが鋭意制作中のカバン型ノートパソコンと共に。ここから
ヒットする発明品が生まれる日も近そうです。

 このところ、web発信の反政府ムーブメントで世界が変わる事件が頻発し、ウィキリークス創始者のジュリアン・アサンジ【註1】、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ【註2】などのIT系スターが注目されています。ギークやナードとバカにされたのはもう過去の話。多少挙動不審で、コミュニケーション力が不足していても、今最もイケてるのは情報セレブです。

 先日、電子工作系イベント【註3】で「東京ハッカースペース」【註4】という団体の存在を知りました。巨体&ヒゲのギークオーラを放つ外国人男性に渡されたチラシには「Imagine, Create, Collaborate」というキャッチが書かれ、説明文の「オープンコミュニティ」という単語から察するに、自称ハッカー的な人々が多国籍な感じで毎週集い、創造的な活動をするスペースのようです。「I would like to join...」と拙い英語で表明し、後日改めて取材を申し込みました。

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辛酸なめ子のサバイバル女道 第19回

89歳の現役抽象画家のほとばしる生命力にインスパイア

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どなたか、この厳しい時代をサバイバルする術を教え導いてくださいませんか? 30代独身女が、転身・転職も念頭の置きつつ、気になるあの世界を探ります。

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ジェントルマンの石山先生はコートを脱がせてください
ました。89歳の人生の大先輩に気遣われて恐縮です。

 現代アートのギャラリーをめぐっていた時、ギャラリーの方が「これからは抽象画がくる!」と話していたのが心に刺さりました。10号くらいの小さいサイズの若手作家の作品でも30万円位で売れているとか......。出版不況が続く今、「もう抽象画しかない」、そんな気持ちにかられ、抽象画家で検索していたら、1921年生まれでエネルギッシュな作品を描かれている石山朔【註1】という画家のサイトにたどり着きました。今回は石山先生のアトリエを訪ね、抽象画家という生業について教えを請いたいと思います。

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辛酸なめ子のサバイバル女道 第18回

バーレスクダンスでじらしのエロスを表現

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どなたか、この厳しい時代をサバイバルする術を教え導いてくださいませんか? 30代独身女が、転身・転職も念頭の置きつつ、気になるあの世界を探ります。

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大人の色気漂うTAMAYO先生と。バーレスクの
DVD、出したら売れそうです。メーカー様いか
がでしょう?

 時折、踊りたいという欲求に駆られるのですが、踊り方がわからず、ひとり自宅で少女時代やEXILEのビデオに合わせて体を動かし、ぶざまな様相になっていました。そんな折、クリスティーナ・アギレラ主演の映画『バーレスク』が公開になることを知りました。バーレスク【註1】といえば、以前何度かディータ・フォン・ティースの気高く妖艶なダンスを見て心惹かれるものがあったので、「これからはバーレスクが来る」という予感と共に、踊りたい欲求が高まりました。そこで今回は日本のバーレスクダンスの第一人者的な存在、TAMAYO先生【註2】にご教授いただきます。

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辛酸なめ子のサバイバル女道 第17回

横浜の街を浄化する守護天使になる

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どなたか、厳しい時代をサバイバルする術を教えてくださいませんか? 30代独身女が、気になるあのお仕事を探ります。

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今回一緒にパトロールした方々と。黒いパンツ
が引き締まって見えてかっこいいです。そして
冬なのにジャンパーを着ない方も......。

 社会にあまり貢献できていない気がして無力感に苛まれる日々、街の治安を守る活動をしている日本ガーディアン・エンジェルス【註1】(略称GA)の方と知り合い、つてを頼って、横浜支部のパトロールに参加できることになりました。それもちょうどAPEC初日の横浜という、超厳戒体制の日。オバマ大統領や胡錦涛国家主席、メドベージェフ大統領などの国賓の安全を守るための活動の一端に参加できると思うと、武者震いで全身がわななきます。

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辛酸なめ子のサバイバル女道 第16回

街頭ハイタッチで笑顔の種付け

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ハイタッチを無視されても、笑顔を失わないようにしたいです。

 学習院初等科の運動会の「ぼうひき」で勝利された愛子さまが、ご学友とハイタッチされていたという女性週刊誌の記事を拝読し、ついにロイヤルファミリーにまでハイタッチの風習が......と感慨を深めました。これまであまり感情をあらわにされていなかった愛子さまが、ハイタッチの時は笑顔で喜びを表現されていたそうです。ハイタッチでエモーショナルに元気になれる......やってみたくても私にはハイタッチするような関係の友達は皆無なので、最近テレビや雑誌でも話題【註1】のハイタッチ隊【註2】に参加させていただくことになりました。
 
 平日の夜、丸の内のとあるビルのオフィス棟へ。すると、お揃いのロゴ入りTシャツを着用した男女数名が集っていました。秘密結社の集会のようで胸が高鳴ります。リーダーの平井さんは高身長のさわやかなイケメンで、隊長としてのカリスマ性が。まず、ハイタッチ隊について軽くお話を伺いました。

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辛酸なめ子のサバイバル女道 第15回

はじめての0歳児抱っこに挑戦

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赤ちゃんに抱き付かれ、人肌の温もり
に癒されました。

 母性本能というものは、どうすれば分泌されるのでしょう。

 赤ちゃんがいる友だちの家に遊びに行ったら、皆で「ダ~」とか「アブブブ~」とか人間語じゃない言葉で赤ちゃんに話しかけていて、最後までまったく会話に入れず、疎外感にうちひしがれたことがありました。
 
 赤ちゃんの可愛さがいまいちわからない赤ちゃん不感症をなんとかしなければ......そんな時、ふと目に入ったのが「乳児院でボランティア」の情報が記載されたチラシです。東京都済生会中央病院附属乳児院【註1】という施設では、乳児の保育介助(授乳・オムツ交換・抱っこ・あやし)などのボランティア人員を募集しているとのことで、参加を決意。ところで、行く前に調べて初めて知ったのですが、乳児院は保育園のような施設かと思っていたら、そうではなく、家庭の事情で養育が困難な子や身寄りのない子が入る所だそうです。最近、乳児虐待、育児放棄などの痛ましい事件【註2】が多いですが、生まれたばかりなのに人生の修羅場をくぐってきた赤ちゃんの保育介助とは、責任重大です。使命感を新たに、港区赤羽橋の乳児院に向かいました。出迎えてくださった看護師長の竹内まつ江さんは、柔和で優しさあふれる女性。どんな赤ちゃんも姿を見た瞬間泣き止みそうです。「乳児院という施設は一般にはまだ認知度が低いですね。

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宇野常寛の批評
宇野常寛の
批評のブルーオーシャン
『さらば、既得権益はびこるレッドオーシャン化した批評界!』

未来からのシナン-目指せ!
田中圭一の
未来からのシナン
『現代のビジネスマンたちの悩みを解決する、超SFマンガ。』

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佐々木俊尚の
ITインサイドレポート
『激変するITビジネスとカルチャーの深層を鋭く抉る!』


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