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学問 の検索結果

第1特集
日本大学だけじゃない!【1】

東京医科大学の補助金1億5000万円は少なすぎる!?――ヤバい大学はなぜ生まれる? 問題の裏にある歪な構造

―― 学生ではなく、理事長、学長、部活動の監督、教授など、大学運営者による不祥事が相次いでいる。これだけ事件が続くのも珍しいが、そもそも大学の組織構造は多くの問題点を抱えているという。どういうことだろうか?...

東京医科大学の補助金1億5000万円は少なすぎる!?――ヤバい大学はなぜ生まれる? 問題の裏にある歪な構造
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「マル激 TALK ON DEMAND」【139】

【神保哲生×宮台真司×小林雅一】低コストかつ効率的なゲノム編集が侵す人類の未来

―― クリスパーと呼ばれる新しいゲノム編集技術の登場で、あらゆる生物の遺伝子を意のままに書き換えることが可能になってきた。70年代に登場した遺伝子組み換え技術とは異なり、低コストで短時間のうちに遺伝子の改変...

【神保哲生×宮台真司×小林雅一】低コストかつ効率的なゲノム編集が侵す人類の未来
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写真時評~モンタージュ 現在×過去~

「人類館事件」と博覧会(上)

―― 2025年の万国博覧会の開催国決定が、約半年後に迫っているという。1855年の万博を皮切りに幾度となく国際博覧会を開催してきたパリは、「フランスの納税者がリスクを負わないという保証がない」と立候補を辞...

「人類館事件」と博覧会(上)
第1特集
デジタル時代の写真学【1】

学生はアラーキーよりもSNSがお好み?――動画やインスタの台頭で変化する学問としての“写真”最新潮流

―― 写真の教育については、写真学科やそれに類する学科が複数の大学にある一方、専門学校も数多く存在。だが、著名な写真家の中には、そのような学校で教育を受けていない人もいる。写真を学校で学ぶ意味は? 大学と...

学生はアラーキーよりもSNSがお好み?――動画やインスタの台頭で変化する学問としての“写真”最新潮流
第1特集
デジタル時代の写真学【2】

批評性が求められる?――海外の写真教育事情

―― 前記事「学生はアラーキーよりもSNSがお好み?――動画やインスタの台頭で変化する学問としての“写真”最新潮流」で話を伺ったフォトキュレーターの小高美穂氏は、大学の英文学科を卒業後に渡英。イギリスの大学...

批評性が求められる?――海外の写真教育事情
第1特集
進化するカメラと写真【1】

本物と見まごうエロコラも爆誕!――AIが“異次元”写真を生み出す? 世界からカメラマンが消滅する日

―― AIの発達していく中、IoT社会を支える技術としてカメラの進化は不可欠。画像解析による顔認識やAIアルゴリズム、ディープラーニングを使った画像補正など多方面に拡散しており、これらが生活や文化・感性にま...

本物と見まごうエロコラも爆誕!――AIが“異次元”写真を生み出す? 世界からカメラマンが消滅する日
第1特集
写真によって行われてきた人種差別

未開人、オリエンタリズム、人間動物園……「ナショジオ」の植民地表象? アメリカ写真雑誌と人種差別

―― 「ナショナル ジオグラフィック」がこれまでの同誌を顧みて、非常に人種差別的だったと反省の声明を出した。写真は人種差別に対抗する武器である一方、それを助長する危険性もあることを、改めて示唆した今回の声明...

未開人、オリエンタリズム、人間動物園……「ナショジオ」の植民地表象? アメリカ写真雑誌と人種差別
第1特集
社会学的に自殺を考察【1】

男女共同参画で若い女性の自殺率が増加!?――なぜ毎年一定数の人が死ぬのか? 自殺大国・21世紀日本の自殺論

―― エミール・デュルケームによる社会学の名著『自殺論』が発表されてから120年以上が経ったが、いまだに自殺はなくならない。当時と比べて世界的に豊かになったはずなのに、なぜ自殺は絶えないのだろうか? 心理学...

男女共同参画で若い女性の自殺率が増加!?――なぜ毎年一定数の人が死ぬのか? 自殺大国・21世紀日本の自殺論
第1特集
現代の社会問題がわかる本【1】

西成から歌舞伎町、ホームレスまで――ヤバい現場に入り込んで調査! 社会学でわかる日本の裏の顔

―― 社会学とは、誰もが知っている日常を研究対象として、そこに生きる人の目線で、我々が見ているのとは違う事実が隠れていることを探る学問。それでは、そんな社会学者が裏の社会を自らの足を使って研究したら、何が見...

西成から歌舞伎町、ホームレスまで――ヤバい現場に入り込んで調査! 社会学でわかる日本の裏の顔
第1特集
現代の社会問題がわかる本【2】

学術誌を読み、図書館に行き、学会に参加……編集者も学者並みに勉強する! 学術論文が書籍になるまで

―― 前記事「西成から歌舞伎町、ホームレスまで――ヤバい現場に入り込んで調査! 社会学でわかる日本の裏の顔」では主に博士論文が書籍化されたものを見てきたが、そもそも、学術書はどうやって作られるのだろうか? ...

学術誌を読み、図書館に行き、学会に参加……編集者も学者並みに勉強する! 学術論文が書籍になるまで
第1特集
頭に効く!性の学問

異文化の調査で我々の文化を見直す――文化人類学が開く性の世界、セックス論文の“真意”を読む

―― 一般的に、セックスについて公に語ることは憚られてしまう。無論、それが生物にとって大事であることに疑いはないことを、我々は熟知している。そして、こうした人類の性行動について、学術界では多くの論文が記され...

異文化の調査で我々の文化を見直す――文化人類学が開く性の世界、セックス論文の“真意”を読む
第1特集
女性学が語るセックスの姿【1】

気鋭の女性学者、田中東子・大妻女子大学準教授に聞く!すべてのセックスは強姦である!?フェミニズム「セックス論」の歴史

―― フェミニズムといえば、「セックスは男性優位社会の象徴だ!」といった主張ばかりしている、というイメージを持っている読者も多いだろう。しかし、実際のフェミニズム=女性学はもっと多様であり柔軟だ。そこで、フ...

気鋭の女性学者、田中東子・大妻女子大学準教授に聞く!すべてのセックスは強姦である!?フェミニズム「セックス論」の歴史
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「マル激 TALK ON DEMAND」【129】

【神保哲生×宮台真司×吉見俊哉】理工系優位がもたらす大学教育と知の劣化

―― 森友学園・加計学園など、教育と行政の関わりが問題視される中、日本の大学が危機的な状況にあるという。少子化が進んでいるにも関わらず、次々と新しい大学が作られ、今や私立大学の4割が定員割れ。一方、文科省は...

【神保哲生×宮台真司×吉見俊哉】理工系優位がもたらす大学教育と知の劣化
第1特集
“優生学的なもの”はなくならないのか?【1】

ナチスへの影響で抹殺された学問――20世紀学術界最大のタブーか?“優生学”の歴史的背景と真実

―― ナチスドイツの政策にも影響を与えた“優生学”。学術史上最大のタブーとされる学問であるが、その成り立ちはいかなるものだったのだろうか? 進化論や遺伝学などの論点から紐解いてみたい。

ナチスへの影響で抹殺された学問――20世紀学術界最大のタブーか?“優生学”の歴史的背景と真実
第1特集
「“ヤバい九州”論」【1】

【九州論1】100万都市・福岡の“身軽さ”の秘密とは?「過去の重さにとらわれない都市」福岡・北九州、相克の近代百年史

―― 暴力団が跋扈し、金塊が強奪され、豪雨に襲われ、絶海の孤島が世界遺産となる――。そんな“アジアに開かれた”都市福岡・博多は、どのように始まり、どこに向かっているのか? 近代以降の“ライバル都市”である...

【九州論1】100万都市・福岡の“身軽さ”の秘密とは?「過去の重さにとらわれない都市」福岡・北九州、相克の近代百年史
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哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第41回

【哲学入門】統計データをつかって社会の問題を把握したり解決しようとすることは権力にあたる。

―― 近年、統計学という学問がとても注目されています。ビジネス書には統計学を指南する本があふれていますし、大学でも統計学を教育課程のなかに組み込むところが少しずつですが増えています。少しまえに「ビッグデータ...

【哲学入門】統計データをつかって社会の問題を把握したり解決しようとすることは権力にあたる。
第2特集
「教育勅語」とはなんだったのか?【2】

徹底討論!【井上寿一×本郷和人】教育勅語と天皇退位が世を賑わす平成ニッポンの現状を問う!

―― 日本の歴史上、天皇が表立って行動する時代は混乱期であることが多い……? 日本近代史と日本中世史、歴史学界の泰斗である2氏が、その豊富な歴史的知識をもってして問い直す、教育勅語問題、そして天皇退位がニ...

徹底討論!【井上寿一×本郷和人】教育勅語と天皇退位が世を賑わす平成ニッポンの現状を問う!
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『林賢一の「ライク・ア・トーキングストーン」』【24】

「声に出して読める哲学書」とは? 翻訳者がニーチェのトークを現代によみがえらせる!

―― ニーチェのトークショーが今から聞けるんすけど、いかがっすか? と声をかけられたら、誰だって怪しむ。かの哲学者フリードリヒ・ニーチェは1900年、55歳で亡くなっているからトークショーなど2017年に開...

「声に出して読める哲学書」とは? 翻訳者がニーチェのトークを現代によみがえらせる!
第2特集
"経済予測記事"はなぜハズれるのか?【2】

「東洋経済」「エコノミスト」「ダイヤモンド」のバトルは戦前から! 経済学における「予測不可能性」から観るメディアの“習性”

―― 「週刊ダイヤモンド」「週刊東洋経済」等は、実は戦前からある歴史ある雑誌。そして、それらの雑誌の「経済予測記事」も、戦前からよくある名物記事であったという。メディアによる「経済予測」の歴史と、経済学にお...

「東洋経済」「エコノミスト」「ダイヤモンド」のバトルは戦前から! 経済学における「予測不可能性」から観るメディアの“習性”
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フィクションで解剖――オトメゴコロ乱読修行【22】

【『逃げるは恥だが役に立つ』】『逃げ恥』に見え隠れする、「能力で圧倒されたら困る」男と就活失敗高学歴女子の絶望

―― 原稿執筆時点で第7話までが放映されているドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、通称『逃げ恥』が、会心の高視聴率をキープしている。

【『逃げるは恥だが役に立つ』】『逃げ恥』に見え隠れする、「能力で圧倒されたら困る」男と就活失敗高学歴女子の絶望
第1特集
踊らされるのは男たちだけでなく、男の子を持つママも?【1】

包茎は社会につくり上げられたスティグマなのか? 悩める男たちに捧ぐ包茎復権論

―― 皮かぶりは男の恥と言わんばかりに、包茎手術が推奨されているが、そもそも包茎は日本だけの問題なのか? 外国人はズルムケとも、よくいわれているが、実際は剥けてない? そんな、人には聞けない包茎の最前線を...

包茎は社会につくり上げられたスティグマなのか? 悩める男たちに捧ぐ包茎復権論
第2特集
春画、不幸なる近現代史【5】

【春画の近代史04・大正期~昭和期】“芸術”からの排除――昭和・平成の世を迎え“学問”化する春画

―― 近代化が一段落ついたとき、日本人はやっと浮世絵の芸術性に気がついた。しかし、春画はなおそこからも排除され続けた。春画が学問の場に浮上するには、平成の世を待たねばならなかったのである。

【春画の近代史04・大正期~昭和期】“芸術”からの排除――昭和・平成の世を迎え“学問”化する春画
第2特集
春画、不幸なる近現代史【1】

日本が世界に誇る「官能的絵画」を“殺した”のは誰か? 春画、1世紀半の不幸なる近代史

―― 「江戸時代の日本の豊かな性愛文化」の象徴――。そのような文脈で語られ、大きなブームを巻き起こしている春画。しかし明治以降の歴史を眺めてみれば、むしろ愚劣低俗なものとされ弾圧されてきたというほうが正しい...

日本が世界に誇る「官能的絵画」を“殺した”のは誰か? 春画、1世紀半の不幸なる近代史
第1特集
映画学校出身者って嫌われる?【1】

日本に真の“映画批評”があるのか? 実践と理論の融合が巨匠を生む日米比較“学問としての映画”

―― 日本の大学において映画に関する授業は人気科目のひとつだが、教員や学生に「映画学とは何か?」と聞いても、正解を答えられない人は多いはずだ。また、日本の有名な映画監督を思い浮かべても「大学で映画を学んだ」...

日本に真の“映画批評”があるのか? 実践と理論の融合が巨匠を生む日米比較“学問としての映画”
第1特集
宗教から見る女性問題【1】

女人禁制!のはずが…カトリックの女性教皇伝説!「女教皇ヨハンナ」が示唆するもの

―― 女性の牧師も存在するプロテスタントと違い、カトリックでは今なお女性の聖職者を認めていない。これは、宗教が女性を差別している例の代表的なものとしてしばしば取り上げられるが、そんなカトリックの世界に女性の...

女人禁制!のはずが…カトリックの女性教皇伝説!「女教皇ヨハンナ」が示唆するもの
第1特集
奇書か名著かエロスの知的好奇心【1】

インポテンツも体位も“文化”として考察――性器や性的不能と社会を繋ぐ「異端と逸脱の文化史」の系譜

―― 『江戸の糞尿学』『“特殊性欲”大百科』『ヴァギナの文化史』『お尻とその穴の文化史』……。タイトルは強烈だが、装丁はエレガントな人文書。中身は知的好奇心をくすぐり、社会や人間の本質を浮き彫りにしていく内...

インポテンツも体位も“文化”として考察――性器や性的不能と社会を繋ぐ「異端と逸脱の文化史」の系譜
ニュース
萱野稔人著『哲学はなぜ役に立つのか?』公開記念

【哲学者・萱野稔人】Kindle版、Kindle Unlimited配信記念インタビュー&“活字と電子書籍の過剰供給”の哲学的解釈

―― Amazon.comによるKindle Unlimitedのサービスが開始された。哲学者・萱野稔人氏は、「月刊サイゾー」の連載において、『複製技術時代の芸術』(ヴァルター・ベンヤミン/晶文社)を引用し...

【哲学者・萱野稔人】Kindle版、Kindle Unlimited配信記念インタビュー&“活字と電子書籍の過剰供給”の哲学的解釈
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【特別再録】現代日本と宗教の関係

【宗教学者・島薗進×社会学者・橋爪大三郎対談本出版記念!】宗教的、社会学的『人類の衝突』連載特別再録

―― イスラム教をめぐる昨今の事件は、日本にとって多くの問題を投げかけることとなった。そもそも、日本の宗教観は諸外国とはまったく異なっており、我々日本人には理解し難い部分も少なくはないはずだ。そしてさらに2...

【宗教学者・島薗進×社会学者・橋爪大三郎対談本出版記念!】宗教的、社会学的『人類の衝突』連載特別再録
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神保哲生×宮台真司「マル激 TALK ON DEMAND」 第114回

【神保哲生×宮台真司×田中俊之】“労働と格差”問題を解消させる「男性学」のススメ

―― 男女別の自殺者数を見ると、男性の自殺者数は女性の倍に上るという。また、現政権ではウーマノミクスを掲げ、女性の社会進出や就労問題の改善を訴えるが、男性にはなかなか目が行きづらいのが実情だ。「一家の大黒柱...

【神保哲生×宮台真司×田中俊之】“労働と格差”問題を解消させる「男性学」のススメ
第1特集
研究者たちが現地で見た世界各地のセックス【1】

所変わればセックス変わる!? 亀頭にピン、胎教としての間男……深遠なる性の文化人類学

―― 我々が価値を信じているセックスとは実はごく限定的な、この現代の日本社会に成立しているものにすぎない。もっと広く深い射程でその行為を捉え返すべく、アフリカやアマゾン、ミクロネシアなど異なる社会に発生した...

所変わればセックス変わる!? 亀頭にピン、胎教としての間男……深遠なる性の文化人類学
第1特集
アメリカ映画のイスラム観【2】

中世イスラム最大の医学者が登場する 『千年医師物語 ペルシアの彼方へ』その中身とは…

―― 本文でも紹介した映画『千年医師物語 ペルシアの彼方へ』は、11世紀のイングランドとペルシアを舞台にした医学冒険物語とでもいうべき映画。その時代、イングランドでは理髪師が医療を担っており、口八丁の医療で...

中世イスラム最大の医学者が登場する 『千年医師物語 ペルシアの彼方へ』その中身とは…
第1特集
アラブにおける日本のアニメの影響【1】

偶像崇拝のタブーなどニ次元には関係なかった!【イスラム法学者・中田考】が語るアニメとイスラム

―― 2015年末、アニメ『ノラガミ ARAGOTO』の製作委員会が本編内において、イスラム教にかかわる音声の不適切な使用があったと謝罪した。宗教的、文化的違いから、日本のアニメのイスラム圏への進出の難しさ...

偶像崇拝のタブーなどニ次元には関係なかった!【イスラム法学者・中田考】が語るアニメとイスラム
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神保哲生×宮台真司「マル激 TALK ON DEMAND」 第109回

【神保哲生×宮台真司×中原圭介】疲弊する中間層の没落とアベノミクスの反省点

―― アベノミクスと謳われる経済政策、そして空前の金融緩和により、数字の上では日本経済は上向いているかに見える。だが、その富は大企業や一部の富裕層に集中し、中間層は疲弊しているのが現状だ。世界史を紐解くと、...

【神保哲生×宮台真司×中原圭介】疲弊する中間層の没落とアベノミクスの反省点
第1特集
こじらせ女性タレントの正体【1】

いまや“オタク”なだけではウリにならぬ! 哲学・仏像・歴史にグロ映画!?オタク女性タレントメッタ斬り

―― しょこたんがマンガ好きをアピールしていれば注目されていた牧歌的な時代はもはや遠い過去。ただのオタクだけでは見向きもされない現代芸能界で、マニアック趣味をアピールする女性タレントたちを一挙にご紹介!

いまや“オタク”なだけではウリにならぬ!  哲学・仏像・歴史にグロ映画!?オタク女性タレントメッタ斬り
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哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第23回

「……とは何か」という哲学的な問いは、ものをそのように存在させている原因を考えることである

―― 私たちはしばしば「……とは何か」と考えることがありますよね。たとえば熱烈な恋愛を経て結婚したにもかかわらず結局離婚することになった人は「結婚とは何か」と考えるかもしれません。

「……とは何か」という哲学的な問いは、ものをそのように存在させている原因を考えることである
第1特集
科学と政治のキケンな関係【1】

ナチスと731部隊の人体実験、米ソの核開発…… マッド・サイエンティストも実在!“科学の政治利用”の裏面史

―― 20世紀、二度の世界大戦や冷戦において、参戦国の科学技術は敵を殺す“武器”となり、“マッド・サイエンティスト”と呼び得る科学者たちも活躍した。そして今世紀になっても、科学は大国の軍事的な思惑によって発...

ナチスと731部隊の人体実験、米ソの核開発…… マッド・サイエンティストも実在!“科学の政治利用”の裏面史
第1特集
建築業界で風水が“タブー”視されたワケ

藤原紀香、市川海老蔵夫妻もハマった! Dr.コパ、ユミリー出現でブームを呼んだ"風水建築"の功罪

―― 風水の専門知識を持つ建築士に向けて、来春にも「風水建築士」なる資格の認定が開始されるという。風水といえば、Dr.コパこと小林祥晃氏や、ユミリーこと直居由美里氏など、“占い師”的イメージが強いが、その歴...

藤原紀香、市川海老蔵夫妻もハマった! Dr.コパ、ユミリー出現でブームを呼んだ
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神保哲生×宮台真司「マル激 TALK ON DEMAND」 第105回

疑問が残る原発再稼働――その、民意なき決定の背景

―― 安保法制や2020年東京五輪をめぐる問題がメディアを賑わせる中、九州電力川内原発が再稼働された。安全面や政府の対応を非難する報道が多く見られたが、先の原発事故により設置された、政府事故調査委員会委員を...

疑問が残る原発再稼働――その、民意なき決定の背景
第2特集
識者が語る「私の"日本国憲法論"」【3】

【歴史学者・井上寿一】戦前の“天皇機関説”だって解釈改憲!? 近代の歴史から考える、我が日本国憲法

―― ご登場いただく第2の識者は、日本近代史が專門の歴史学者・政治学者にして、学習院大学学長の井上寿一氏。特に、日本が戦争に邁進した時代ともいえる明治・大正・昭和の外交史に詳しい同氏に、大日本帝国憲法下にお...

【歴史学者・井上寿一】戦前の“天皇機関説”だって解釈改憲!? 近代の歴史から考える、我が日本国憲法
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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第93回

『WHITEY』――ボストン暗黒街の“ドン”が最後に行き着いた場所

―― ボストンはハーヴァード大学やMITなど学問の街として知られ、ヨーロッパのような落ち着いた風情がある。しかし、その周辺、サウスボストンやチャールズタウン、ドーチェスターなどの港湾部は違う。

『WHITEY』――ボストン暗黒街の“ドン”が最後に行き着いた場所
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神保哲生×宮台真司「マル激 TALK ON DEMAND」 第104回

解釈改憲の閣議決定は“クーデター”だったのか

―― 安保法案をめぐる強行採決は、はたして「安倍晋三によるクーデター」だったのか? 多くのメディアが批判的に報じる中、憲法学者の石川健治氏は、今こそ感情論ではない規範論理的な理屈が重要だという。強行採決は何...

解釈改憲の閣議決定は“クーデター”だったのか
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【特別対談】現代日本と宗教の関係 Ⅵ

【社会学者・橋爪大三郎×宗教学者・島薗進】現代社会に通底する宗教が持つ普遍性の意義

―― 人類は、なぜ衝突し合うのか――。IS(イスラム国)をめぐる諸問題はいまだ解決の糸口が見えず、世界各国では、宗教をめぐる多くの対立が激化しているかのように見える。「現代日本と宗教の関係」というテーマで議...

【社会学者・橋爪大三郎×宗教学者・島薗進】現代社会に通底する宗教が持つ普遍性の意義
第1特集
“平和のために”戦争を知るタブー破りの本【1】

本当に平和を目指すのなら「戦争学」を! 「人は戦争に魅了されるもの」その本質を知る最新・戦争本

―― 今年に入り、イスラム国の問題や、中国や北朝鮮との緊張関係、さらには連日報道される安全保障関連法案に関するニュースと、「戦争を放棄」したはずの日本にありながら、「戦い」を意識せざるを得ない空気が流れてい...

本当に平和を目指すのなら「戦争学」を! 「人は戦争に魅了されるもの」その本質を知る最新・戦争本
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【特別対談】現代日本と宗教の関係Ⅴ

【社会学者・橋爪大三郎×宗教学者・島薗進】20世紀の世俗化と21世紀の宗教回帰 今、人々はそこに何を求めるのか?

―― 文明が進むほど、社会は宗教的なるものへと回帰していくのか──。世俗化の時代を経て、進歩に限界を感じた人々が宗教的伝統を選ぶ動きは、本当に世界共通といえるのか。イスラムの復興や、アメリカの福音派を例に議...

【社会学者・橋爪大三郎×宗教学者・島薗進】20世紀の世俗化と21世紀の宗教回帰 今、人々はそこに何を求めるのか?
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神保哲生×宮台真司「マル激 TALK ON DEMAND」 第101回

科学鑑定の誤解で生まれる冤罪の構図と検察の欺瞞

―― 1998年7月、和歌山県和歌山市園部地区で行われた夏祭りで、振る舞われたカレーに毒物が混入する事件が発生、死者4人、中毒者63人を出すという惨事となった。この事件の容疑者として逮捕された林真須美被告の...

科学鑑定の誤解で生まれる冤罪の構図と検察の欺瞞
第1特集
皇室にまつわる素朴なギモンを解決!

「万世一系・125代」から考える“天皇制”の歴史と皇室の現在

―― 天照大神から神武天皇、そしてその後の124代の天皇制の“物語”は、明治維新期に確立されたものも多いという。天皇とは何か、皇族とは何か、「男系の万世一系」の意味するところ、女系天皇論の本質、そして眞子さ...

「万世一系・125代」から考える“天皇制”の歴史と皇室の現在
第1特集
写真にまつわる学問の可能性

「撮る技術」だけではない、「学問」の可能性とは? 天皇御真影からJKプリクラまで 写真を巡る学問の最前線2015

―― 写真系の専門学校のみならず、美大・芸大でも基本的には実技系の講義が多いが、それでも座学系の学問もないではない。そこで本稿では、実技系とは違う、「学問として」教えられている写真関連の学術体系のいくつかを...

「撮る技術」だけではない、「学問」の可能性とは? 天皇御真影からJKプリクラまで 写真を巡る学問の最前線2015
連載
【premium限定連載】フィクションで解剖——オトメゴコロ乱読修行【1】

やっぱり女性には年上がちょうどいい?“俺の嫁”にこだわり続けるオトコと、ライフステージを駆け登るオンナ

―― 今回は、超高性能アンドロイドと恋愛に落ちてしまうSF映画 『her/世界でひとつの彼女』をピックアップ!

やっぱり女性には年上がちょうどいい?“俺の嫁”にこだわり続けるオトコと、ライフステージを駆け登るオンナ
第2特集
"最高"の経済学論文【2】

【飯田泰之】日本にも存在するピケティ的な伝統――豊富な歴史データを生かした研究を!

―― 過去の膨大なデータを読み込むというピケティの手法は、研究方法としては特段新しいものではなかった!?世界でもまれに見る豊富な歴史的経済データと、それらを縦横に分析してみせる学問的伝統、そしてそれらを活用...

【飯田泰之】日本にも存在するピケティ的な伝統――豊富な歴史データを生かした研究を!
第1特集
精神障害者を描いたマンガ群

描く者、読む者を癒やすタブーなきメンヘルマンガの世界

―― うつ病やアルコール依存症の体験を赤裸々に描いた『失踪日記』(イースト・プレス)。2005年に出版された往年の人気マンガ家・吾妻ひでおによるこの作品は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞...

描く者、読む者を癒やすタブーなきメンヘルマンガの世界
サイゾープレミアム

2025年5月号

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サイゾーパブリシティ