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辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」【54】

女性皇族はなぜか鳥に惹かれる――さーやや眞子様とは違う佳子様のセクシーな自己表現

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――日本の未来を支える異端のプリンセス・佳子様の生態を読み解きます

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 なぜ皇族は、鳥という生き物に惹かれるのでしょう……。紀宮様や秋篠宮様は山階鳥類研究所などで鳥類をご研究され、眞子様もインターメディアテクで鳥の標本や剥製に囲まれて働いていらっしゃいます。高円宮妃久子様も鳥の写真で展覧会などをされていました。もしかしたら、籠の鳥にならず、飛んで自由になりたいという思いがあるのかもしれません。それか、同じく雲の上の存在である鳥たちに親近感をお持ちなのでしょうか。

 先日、東京芸術劇場で「ジョン・グールドの鳥類図譜」展が行われました。これは玉川大学教育博物館の研究員でいらっしゃる黒田清子さんがたずさわれた展示で、会期中には上皇上皇后両陛下も行幸啓されました。元さーやファンとしては、ぜひ見に行かなければと、私も展示に馳せ参じました。ちょうどギャラリートークが行われていて、玉川大学の男性研究員が、博物学者ジョン・グールドの経歴や業績について解説。美しい鳥の絵が印刷された大きな図巻が大量に展示されていて、玉川大学の財力を感じさせます。「こちらの鳥類系統樹マンダラは黒田清子先生が共同で作られたものです」。もうひとりの研究員の方と黒田清子さん作成の、鳥類の種類が円形に表示されたわかりやすい図が展示されていました。分子系統学によって並べられた「鳥類進化の全体像が把握できる」マンダラだそうです。鳥の図は、オスとメスがつがいで描かれているパターンが多く、もしかしたらご自身の夫婦生活に重ね合わせているのでは……と妄想。図録にも寄稿されており、多様な鳥の世界、ダーウィン進化論、絶滅への警告について長文を綴られ、深い知識と文章力に驚嘆しました。鳥類の求愛行動については「翼と尾羽を持ち上げるように垂直に広げダンスを踊る」など、格調高く淡々と表現されています。また、絶滅についてのページには「生物は、いずれ絶滅する。どんなに強靭な生命力をもつ種類でも、まちがいなく絶滅へと向かっていく」という荒俣宏氏の文章を引用。皇室がいつか途絶えてしまう……そんな危機感について思いを馳せられたかもしれません。

 一方、鳥類の研究や執筆で奥ゆかしく自己表現されている黒田清子さんと対照的なのが、絶対に籠の鳥にはならなさそうな秋篠宮佳子様です。10月初旬、町田の市民ホールで開催されたダンススクールの発表会にご出演(3年連続)。「週刊文春」(文藝春秋)の「佳子さま孤独の食卓とヘソ出し『女豹』セクシーダンス」という、情報量が多いタイトルの記事に続き、「週刊女性」(主婦と生活社)の「美腹筋」と評された腹部チラ見せ写真が世間に衝撃を与えました。以前「佳子様は普段は一体、何をされているのですか」という女性記者の問いかけが話題になりましたが、その答えは、あの鍛えられた腹筋でしょう。佳子様の“センターを背負ってる感”が写真からも伝わってきます(最前列で動画を撮影した記者は警備員につまみ出されてしまったとか)。佳子様はほぼ出ずっぱりで、ジャズやヒップホップ、ミュージカルなど多様な演目にご出演。両足にテービングをされ、激しくジャンプされたり、ラッパーのYO! 的なポーズをキメたり、耳とシッポをつけた女豹風の衣装で男性ダンサーにじゃれつく仕草をされたりしたそうで、海外ご訪問や即位礼の時のおしとやかなお姿とのギャップが激しいです。なんと、踊りながらブラウスを脱ぎ捨て、ヘソ出しトップスにチェンジする瞬間もあったとか。皇族のおへそ、今まで誰も見たことがなかった未知の部位です。前日のプレビュー公演では、フリーダンスタイムに中心に躍り出て即興ダンスを披露されたという武勇伝も。踊っている間は無になれて、現実から離れられます。秋篠宮家に吹く逆風を、ダンスで吹き飛ばそうとされていらっしゃったのでしょう。天の岩戸開きのように、佳子様のセクシーダンスで世の中が明るくなるかもしれません。

辛酸なめ子(しんさん・なめこ)
1974年、東京生まれ埼玉育ち。マンガ家・エッセイスト。皇室、アイドル、セレブ、スピリチュアル、女磨きなどをテーマに、数々の作品を発表。「週刊文春」など多数の雑誌で連載記事を持つ。著書に『サバイバル女道』(小社刊)、『おしゃ修行』(双葉社)、『魂活道場』(学研プラス)など。

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