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辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」【53】

ユルい海外旅行(公務)で批判の矛先を自分に――佳子様が前髪に込めた二面性

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――日本の未来を支える異端のプリンセス・佳子様の生態を読み解きます

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 日本が誇る美しすぎるプリンセス、佳子様が初の海外公式訪問に行かれました。日本との外交関係150周年を記念して、オーストリアとハンガリーを11日間公式訪問。その旅行日程は佳子様のご希望を反映し、〝視察〟という名の観光が多めになっていました。宮殿や美術館、教会に赴き、ウィーン少年合唱団や馬術演技を鑑賞など……。民間の「【美の旅】ウィーン少年合唱団と美術館めぐり徹底満喫」ツアーと似たような内容です。観光旅行だと批判の声もありましたが、働き方改革が叫ばれる昨今なので、ゆとり世代らしく、ムリのない行程も、時代に合っているように思います。

 そんな中で公式のお仕事として最初にスピーチをされたのが、日本とオーストリアの国交150周年を記念したレセプション。着物姿で奥ゆかしく挨拶されたあと「ありがとうございます。ダンケシェーン」とドイツ語でお礼をされました。そのかわいい声に、「ダンケシェーン」が流行語になってほしいと願わずにはいられません(ハンガリーでは同様に「クスヌムセーペン」と。もはや様式美です)。スピーチの回数が少ない分、逆に希少性やありがたみが増しました。

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