サイゾーpremium  > 連載  > 大石始の「マツリ・フューチャリズム」  > 大石始のマツリ・フューチャリズム【37】/罵声飛び交う【三社祭】の醍醐味
連載
大石始のマツリ・フューチャリズム【37】

祭りは何のために行われるのか――罵声飛び交う三社祭の醍醐味

+お気に入りに追加

――21世紀型盆踊り・マツリの現在をあらゆる角度から紐解く!

1907_MF_07_PH_230.jpg
去る5月中旬に開催された三社祭。今年の来場者も非常に多く、外国人観光客や子ども連れの家族の前でもコワモテ同士が罵りあうさまは、もはや伝統芸か。(写真/大石慶子)

 東京を代表する祭り「三社祭」の舞台であり、浅草四十四ヶ町の氏神である浅草神社(東京都台東区)に関する、とあるニュースが先ごろ話題となった。

 平成31年4月27日から令和元年5月6日にかけ、浅草神社では「平成」「令和」の文字が記された特別御朱印の配布を計画。折からの御朱印ブームもあってか、神社側の予想を大幅に上回る希望者が殺到した。長時間待った結果、御朱印を手に入れられなかった来場者からクレームが寄せられ、大きな混乱を招いた。そのため、今年は5月17日から19日にかけて執り行われる「三社祭」での特別御朱印の配布を見合わせることになったというニュースだ。

 浅草神社のフェイスブックページに公開された投稿によると、そのクレームはかなり激しいものだったようで、「暴言・恫喝また暴力に近い行為に及ばれる方、 1人の職員を取り囲み罵声を浴びせられる方々、(中略)『こっちはお客さんだぞ』と仰る方(中略)など、その時その時の対応を批判される方々が何人もいらっしゃいました」という。

 近年、全国的に巻き起こった御朱印ブームにより、多くの人々にとって神社がより身近に感じられるのは決して悪いことではない。その一方で、レア度の高い御朱印や参拝証明書をネットオークションやフリマアプリで転売するケースも増えており、関係者の間ではブームに対する懸念が高まっていた。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年8月号

中韓エンタメ(禁)大全

中韓エンタメ(禁)大全

韓国人気モデル「ジェナ」日本初セクシー

韓国人気モデル「ジェナ」日本初セクシー
    • 【ジェナ】韓国の美モデル参上

インタビュー

連載

    • 【小倉優香】韓国の友達が多いんです。
    • 【日向カリーナ】ブラジル系モデルの古風な一面
    • 愛しさと、切なさと、【熊田曜子と】
    • スマホとSNS以降の【ネットの未来】
    • 【安藤寿康】人間は"教育"によって生かされている(前)
    • 高須基仁/【反社】との交際くらいで騒ぐな!
    • 己の殻を破る【ギャル】が祭に集う
    • 中国【ファッションアプリ】の裏事情
    • 【Lil Nas X】栄光と挫折と突然の告白
    • 町山智浩/【トム・オブ・フィンランド】ゲイ・カルチャーの革命家
    • 医師と大手メディアと【製薬会社】の利益相反
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/闇営業物語
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/『ホットギミック』"鈍い女"がモテる理由
    • LAのDJが懐古する【90年代のクラブシーン】
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 【都市計画】のスペシャリストがビールで街を盛り上げる!
    • 幽霊、殺されても咎人となるニート。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』