サイゾーpremium  > 特集  > エンタメ  > 筋肉=笑いの方程式 【2】/【マッチョ俳優】の筋肉を考察

――こちらの記事では筋肉映画と男らしさの変遷をたどってきたが、ここでは各俳優たちの筋肉の鍛え方や特徴を、俳優としても活動する、筋肉コミュニケーション研究家・ジャスティス岩倉氏が分析する。

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■今でもマッチョたちを魅了する怪力
スティーヴ・リーヴス
[代表作]『ヘラクレス』(58年)、『ヘラクレスの逆襲』(59年)、『闘将スパルタカス』(62年)

この写真、ゴールドジム原宿東京店に飾ってありますよ! バルクがあるわけじゃないですが、均整の取れたキレイな筋肉……特に、逆三角形になっている広背筋がスゴいじゃないですか! ボクの分析によると相当、懸垂をやっていると思われますね。脚はレッグプレスなどの機器を使っているのか、キレイにまとまっています。

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■規格外のSFXマッスル
アーノルド・シュワルツェネッガー
[代表作]『ターミネーター』(84年)、『コマンドー』(85年)、『トゥルーライズ』(94年)

体の各パーツを極限まで鍛え上げた、完全にボディビルベースの芸術的な筋肉ですよね! 『コマンドー』を見ると動きが硬いですが、それはボディビルダーの鍛え方だからなんです。ただ、アクションがゆっくりでも筋肉をじっくり見せつけているから迫力がスゴい! こんな筋肉を見せられたら、誰だって鍛え始めますよ。

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