サイゾーpremium  > 特集  > アダルト  > SF的【未来の性】とテクノロジー

――AIやロボットの研究が著しく進んだ昨今、すでに海外ではセックスが可能なロボット=セクサロイドの開発も現実のものになっている。かつてSF小説の巨匠たちが夢見た“未来の性”は、すぐそこまで来ている。そうした最先端技術を紹介しつつ、最終的に人類がたどり着くかもしれない“セックス観”の境地を考える。

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トゥルー・コンパニオン社が発表した“World's First Sex Robot”こと「ロキシー」(下)。同社HP(上)を見るとわかるように、男性版も存在する。動画で見た限りは、およそ日本のラブドールのほうが出来がよさそうだったが……。

 夜ごと放送される「立体テレビ」のセックス番組。磨き抜かれた肉体を持つ女・ヒルダが、テレビを観ている人の部屋で実体化され、男たちは彼女を毎晩抱く。全世界に10億人以上のファンを持つヒルダは、毎夜同時に10億の男を受け入れながら、その実、生身の肉体は処女であり続けていた──。

 これは日本SF界の巨匠・筒井康隆が1970年に執筆した小説「20000トンの精液」で描いた物語だ(新潮社『くたばれPTA』収録)。発表された当時、それは途方もない話のように思えたのかもしれない。だが、2016年を生きる我々には、突拍子もない虚構ではないように感じられる。

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令和時代の(新)タブー

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