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【CYZO COLUMN CURATION】西田藍のアイドル的"制服"偏愛論【4】

【アイドル・西田藍】「学校制服超会議で制服トレンドを学ぶ」

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――ミスiD2013の文芸アイドルが業深き"制服愛"を語り倒す!

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 5月31日に東京は神保町で開催された「学校制服超会議」に行ってきました! 冷たい視線を浴びがちな制服好き、しかしいまや世界の女子をリードするガールズファッション、その魅力を存分に語ろうという趣旨のトークイベントです。学生服割引があったので、私はセーラー服を着て行きました。私は日頃リボンの結び方にうるさいので、「へんな形で外に出るわけにはいかないぞ」と、リボンを結わうのに30分かけました。成人してもガンガン着るもん。

 パネリストは、前回も言及した『東京女子高制服図鑑』(弓立社)などの著作がある森伸之さん。カスタム制服の火付け役、制服ショップ「CONOMi」代表の相浦孝行さん。服飾研究家の口枷屋モイラさん。日本女子大家政学部被服科、長野愛樹さん。男女比率は半々。私を含め、制服を着ていた人は3割ほどいて、どこの制服かなって、ちらちら意識。いつもは制服の子を見ちゃうのにちょっと罪悪感があるけれど、ここではみんな制服に興味がある人なんだし、としっかり見ちゃいました(ごめんなさい)。

 大妻女子中高の卒業生の方が、制服のモデル&トークをされていて、厳しい校則の網の目をかいくぐろうとする生徒たちは、まさに女子高生のイメージ通りで、私もなんだか温かい気持ちに。正装が黒タイツ、というのもおしゃれ。しかし、黒タイツを履きたくないという生徒もいたそう。えー、もったいなーい!

 この「ダサい」「おしゃれ」という感覚はかなりローカル。例えば熊本では、どう見ても白い靴下のほうがぴったり合うのに、紺や黒の靴下を合わせる着こなしばかり見る学校がある(青いワンピースのセーラー服、熊本学園大学付属高校の夏服など)。紺や黒の靴下が認められる学校が少なくて希少なので、「自由だったらあえて(ダサいイメージの)白を履くことはないと思っているのかな?」と私は見立てている。白がはやってほしいなぁ。

 いま現在の、現役の女の子の流行は、「賢く」「清楚」に見せること。ピンクや茶色のいちごチョコ色が最新トレンド。学校も保護者も眉をひそめるような着こなしは減っている。街を歩いていてもそれは感じていて、ギャルっぽい派手な着こなしはごく一部だ。ピンクやオレンジ、派手な色味、学校指定じゃない、なんちゃって制服、いろいろある。

 CONOMiの相浦さん曰く、着る人、学校、保護者、この3つの方向から「制服」だと思われる服こそが制服なんだとか。この定義は腑に落ちたので、私もこの定義を使っていこうと思います!

 さて、この流れが持続するのか、それとも、世界に飛び出した日本の「かわいい」制服文化が独自の発達を遂げ新しいトレンドが逆輸入されるのか、これからが楽しみ。

西田藍(にしだ・あい)
1991年10月20日、熊本県生まれ。ミドルネームはシャーロット。根暗な青春時代を過ごした後、12年、講談社主催のアイドルオーディション「ミスiD(アイドル)2013」で準グランプリを獲得。圧倒的な読書量と制服愛を武器に、「文芸コスプレアイドル」として絶賛売り出し中。公式ブログ<http://i-charlotteblue.tumblr.com/

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