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キングオブコメディ・高橋健一とアイドルライター・小明の「卑屈の国の格言録」第10回

「いつかできることは、すべて今日でもできる。」だから、小明はいつまでも結婚できない!?

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どんなに立派なお言葉も、決して素直に受け取らない卑屈家が2人。そのこじれた思考に、偉人たちの格言を浴びせてみると……?

今月の格言

「いつかできることは、すべて今日でもできる。」

ミシェル・ド・モンテーニュ(Michel de Montaigne)
1533年、フランス生まれ。ルネサンス期の哲学者。著書『エセー』の中で「ク・セ・ジュ?(我、何をか知る)」という有名な句を遺した。1592年没。

 連載も10回目ということで、だいぶパーケンさんに詳しくなってきた気がしますよ。

 なんか怖いね。

 今回は「いつかできることは、すべて今日でもできる」哲学者のモンテーニュさんの格言です。

 いいこと言いますね。でもさ、「この商品を箱に12個ずつ詰めなさい」っていう作業だったら、すぐできるかもしれないけど、「お米の苗を今すぐ植えなさい」とかは時期的に無理な場合もあるでしょ? だから、そう一概には言えないよね。

 でましたね、屁理屈。

 やっぱりさ、海鮮おこげは食べる直前に「ジュワ!」としてほしいじゃない、「前の日にやっておきました!」って言われてもベチョベチョだよ。この格言を主婦に言われたらどうします?「来週の夕飯の準備、今日できるでしょ」って、レンジでチンされてしまいますよ。

 大変なんですよ、毎日ご飯を作るのは! やったことないですけども! この格言って、そういう主婦の知恵とかじゃなく、夏休みの宿題を後回しにしないで早めに終わらせよう、的なことだと思うんですよ。

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