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『芸能人として「サイゾー」には触れたくない』!? キングオブコメディ高橋流「サイゾー」の読み方

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DVD『ニコニコキングオブコメディ 冗談に
もほどがある!』

 1999年の創刊以来、芸能界から政財界、ヤクザにIT業界まで、各業界のウラ側を見てきた「サイゾー」。巷間騒がれる小誌の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい! そんな思いから、「サイゾー」を愛読している物好きな(失敬!)有名人からおなじみの識者の方々に、「サイゾー」でしか読めないオススメ記事を選んでもらいました!! 今回のキュレーターは、キングオブコメディの高橋健一さん! アイドルライターの小明さんと共に、『卑屈の国の格言録』を連載中。サイゾーテレビ『ニコニコキングオブコメディ』にもご出演いただいております。以前から「サイゾー」を読んでいた、という高橋さんですが、その読み方は一風変わったもののようで……。

――今回は「サイゾーpremium」のキャンペーンということで、キングオブコメディの高橋さんにオススメの記事をお教えいただきたいのですが……。

高橋 「サイゾー」の記事って、この世界で仕事をする以上触れたくない記事ばっかりなんですよ。リアルに半分以上触れられない。だから、記事を選べって言われたけど、消去法で見つけていくしかなくって。こんな仕事、初めてですよ!

――(苦笑)。

高橋 その中で、これは触れられるなっていう記事は、『お笑い芸人・ダブルブッキングが真面目に語り合う 安全なオナホールとは何か』

 まず、気になったのは、「なぜ安全なオナホールを真剣に語っているのか」というのと、「なぜゲストがダブルブッキングさんなのか」というところ。ダブルブッキングは、ボケの川元さんと一緒にユニットライブとかをやっていたけど、むしろ性欲弱いような人でしょ。会う度に、なぜ(この仕事が)ダブルブッキングなのか、本人に聞こうと思ってるんですけど、いっつも忘れちゃう。だって、ダブルブッキングさんとオナホールって水と油でしょ! だから、この記事を読んだ時に「なぜダブルブッキングさんが選ばれたんだろう」という不自然さから、制作の裏側ばかりが気になった。しかし、この記事はほかの記事に比べてまぁ触れやすい。

――誰も傷ついていない。

高橋 まぁ、「サイゾー」のほかの記事は、色々な団体とか組織とか事務所とかに抵触しやすいですよね。それから考えたら「オナホールについて」なんて赤子の手をひねるみたいな……オナホールのキャップをひねるみたいなもんですから!

――(笑)。ほかに、高橋さんが触れてもよさそうな記事の中で、気になるものはありましたか?

高橋 "触れてもよさそうな記事"ってカテゴライズに変わってしまいましたね。最近、記名の記事と記名じゃない記事があるでしょう。(文/●●)ってついているのとついていないやつ。それがついているか、ついていないかを気にしちゃいますね。記名がないと「これはヤベェ記事なんじゃないかな」って思うし、記名があると「俺が書きましたよ」って、書いてる人のドヤ顔が見える。全部書いている人がいるんだから、すべてに書けばいいのに、あえて書かないのはなんなのかなって思って。そこらへんのやり口が 「『サイゾー』キタネェな」って!

 あと、ほぼ全部タイトルが「かもしれない」ってなってるよね。それと、『』がついてる記事。これは怪しい。『』が付くことによって、その人が言った事実じゃなくて、なんかを例えたことを言ったかのように出してるやつ。

――こちらとしては、すごく嫌な読み方をされているような(苦笑)。

高橋 まだまだありますよ。タイトルの!と!?の違いも気になる。『厚労省主導で進む健康情報の電子化は 「究極の殺人者」を生む可能性さえある!?』みたいな記事。「可能性さえある!?」って……。"可能性"でさえ"!?"って、磐石な保険だな、と。『パイロットはアル中!? "奇跡の英雄"の真実』とかも、「パイロットはアル中!?」ってね。!?がついた後に「真実」って言われても……みたいなところはありますよね。でも、逆にこういう記事のほうが、どうゆう落とし所にしてるのかなって気になる。

 もちろん、「これは突っ込んでていいな」って思う記事もあるけど、それは今、言いたくない。芸能人として言ってはいけないやつだから。「サイゾー」は色々なところに敵がいる雑誌だし。

――やっぱり、業界の人からは嫌われてるんですかね……?

高橋 いや、でも芸人は読んでる人が多いですよ。俺も「日経エンタテインメント!」と「サイゾー」は、情報量と読むところが多いから、移動する時とかに買って読んでます。「サイゾー」は、今家に送られてきてるから買ってないけど。

――では、連載なども読んでいただいてるんでしょうか?

高橋 変なニュースを紹介している『脱力ニュース・ジャパン』はよく読みます。「週刊文春」の連載『淑女の雑誌から』みたいな感覚でさらっと読めるし。僕は泉麻人さんの「B級ニュース図鑑」とかが好きだったから、同じようなノリでしょう。

 あと、手塚治虫先生のエロっちいマンガは読んでた。

――田中圭一先生の『教えてっ! 真夢子おね~さん』ですね。

高橋 えっ!! あれ、手塚治虫先生が描いているんじゃないの!? あの、すぐ登場人物の女の子がオナニーしちゃうやつ。

――違います(笑)。

高橋 そっかー。(サイゾーpremiumを見ながら)あと「サイゾー」は「タブー」の特集が多すぎ。『タブーな宗教』『タブーなマンガ』『新しいニッポンのタブー』……。これ、本屋とかで見ても「新しい号なのに、もう買った号なんじゃねぇかな」って思って、買わないんじゃねぇかな。まず、タブーとは何かね。

――……。

高橋 しっかし、こうして見ると本当にタイトルの"?"多いな! もうタイトルの頭に"?"つければいいんじゃない。"?"と"?"でタイトルを挟むみたいな。とにかく、「サイゾー」を読む時は、そうやってタイトルの言い回しとか、制作者の苦肉の策を見るのが好きなんです。

――まぁ、「サイゾー」の読み方のひとつとして、高橋さん流の読み方があるということで……。本日はありがとうございました。

(構成/編集部)

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高橋健一(たかはし・けんいち)
1971年生まれ。スクールJCA6期生。お笑いコンビ・キングオブコメディとして『キングオブコント2010』優勝。一般には"滑舌が悪い芸人"として知られる。愛称はパーケン。実家に借金あり。サイゾーテレビ『ニコニコキングオブコメディ』出演中。

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