サイゾーpremium  > 特集  > 都市伝説か、それとも......戦後、水...

──今でも都市伝説的に語られることがある天皇家の隠し財産。実態はどのようなものなのだろうか? そしてそれらは今でも存在するのか? 今年2月に、戦前の天皇家の経済力についての著書を上梓した吉田祐二氏に聞いた――。

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吉田祐二氏の著書『天皇財閥―皇室による経済支配の構造』(学研パブリッシング)。

 戦前、天皇家は莫大な財産をため込んでいたといわれている。しかし、戦後はGHQの指導により、そのほとんどが国有財産として没収された。一方、昭和天皇の遺産は、20億円にも及んでいたという報道もあった。国民感覚からすると潤沢な資金に恵まれた特別な存在という印象も受ける。かつて週刊誌などで、スイス銀行に秘密口座があるというウワサが書かれたこともあるが、皇室の隠し財産などというものが、本当にあるのだろうか? 皇室財産の実情について『天皇財閥―皇室による経済支配の構造』(学研パブリッシング)の著者・吉田祐二氏に聞いた。

―まず、戦前の天皇家の財産は、どれほどのものだったのでしょうか?

吉田祐二(以下、吉田) 戦前天皇家は、株や文化財など、三井財閥や三菱財閥の数倍から十倍に達するほどの資産を有していたことがわかっています。当時の対GDP比では15%ほど。これは今のGDP約475兆円から計算すると70兆円ほどの資産を持っていたことになりますから、驚きですよね。

―現在も「皇室の隠し財産」などというものは存在しているのですか?

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