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第1特集
"美味しくない"グルメマンガブームの裏【1】

鉄板人気ゆえに百花繚乱 グルメマンガの"ツッコミどころ"

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──現在のマンガ界を席巻している"鉄板コンテンツ"があるという。それがグルメマンガというジャンルだ。『美味しんぼ』に代表される同ジャンルは、今や細分化され、多くの話題作を生み出しているが、そこに描かれた"食"に関するうんちくが疑われることも……。

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『美味しんぼ』原作者、雁屋哲氏の公式ブログ。

「グルメものは堅いんです。他ジャンルと比較して見ても、読者アンケートや単行本の売り上げも良く、編集者からしてみればありがたいコンテンツ。また、90年代までは、『同じ雑誌に野球モノは1本、ヤンキーモノは2本』など、各編集部で"暗黙の掟"があったのですが、現在ではほとんどないため、『モーニング』(講談社)での『神の雫』『きのう何食べた?』『クッキングパパ』などのように、各青年誌で平均して、2~3つくらいの食に関する作品があるのではないでしょうか」

 某青年マンガ誌編集者がこう語るように、現在、マンガ業界で確固たる地位を築いているのが"食"を題材にした作品だ。これまでは『美味しんぼ』(小学館)のように食全般を扱う作品が多かったが、ここにきてラーメン、カレー、寿司、ワイン、さらには健康志向モノなどとテーマを絞り、細分化されている傾向にある。近年のB級グルメブームも手伝ってか、昨年5月には、庶民的な食材や料理を扱ったグルメ専門マンガ誌「食漫」(日本文芸社)も創刊された。

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