サイゾーpremium  > 特集  > 「倒産」の本当の意味を知ってる? "吉野...
第1特集
地獄を見た会社が、再生できるか破産するかは、アレ次第

「倒産」の本当の意味を知ってる? "吉野家復活"の裏にあったドラマ

+お気に入りに追加

――流通大手のそごうやマイカルなど、昔であれば「まさか!」と思われた大企業が、いまや当たり前に経営破綻する時代。だが、企業にとっては「死」を意味すると思われがちな「倒産」という憂き目に遭った企業が、今も営業しているのはなぜなのか? 復活する企業と死ぬ企業の境界線とは?

0908_zu1.jpg
↑画像をクリックすると拡大します

 今年6月、ネットカフェ大手のアプレシオが民事再生法の適用を申請し、メディアでは「倒産」と報じられた。負債総額は22億円。だが、同時に「店舗の営業は続ける」(日経流通新聞)との報道も。倒産とは、会社が潰れることではないのか。"潰れた"会社が、なぜ営業を続けられるのだろうか?

 そもそも、「倒産」という言葉は厳密な法的用語ではなく、一般的には企業の経営が行き詰まり、債務を弁済できなくなる状態を指していう【別枠1参照】。「倒産」に伴う手続きは、会社を存続させずに潰してしまう「清算型」と、復活を目指す「再建型」の大きく2通りに分けることができる【図1参照】。

 清算型の代表が「破産」である。破産法に基づいて倒産した企業の財産を債権者が分配し、これにより会社は消滅する。再生の見込みがない、または再生をする意思のない会社はこの末路をたどることになる。今年2月に札幌地裁に破産申請をした運送会社「フットワークエクスプレス北海道」は、ピーク時の1986年には年間売上高134億円を計上したが、グループ中核企業の海外投資失敗などから経営難に陥り、負債総額79億円で事業を停止し、会社は清算された。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2026年11月号

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界
    • 「沼化」するエンタメ業界
    • 膨らみ続けるグラビア市場
    • SNSがつくる「あなたの好み」
    • 映画界ハラスメントの実態
    • ゲーム実況者の高齢化問題
    • PS、ディスク販売廃止の衝撃
    • 私たちは「ドパガキ」なのか
    • AI時代の「生歌」の価値
    • 「ニコ生ホラー」とは何だったのか
    • テクノロジーが広げる学びの未来
    • AI時代のサイバー攻撃
    • リングを彩る美女たち
    • 〈Cosplay beauty〉もちむぎ

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 滝藤賢一、名バイプレイヤーの境地
    • 唯一無二の音楽家・水槽
    • 小八重葵美が得たもの

連載

    • [マルサの女]高橋凛
    • 神保哲生×宮台真司の「TALK ON DEMAND」
    • 萱野稔人と巡る「超・人間学」
    • ドクター苫米地に聞け!
    • 井川意高の天上夜想曲
    • 韮原祐介の匠たちの育成哲学
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • GROOVE SEQUENCE
    • 笹 公人×江森康之の「念力事報」
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」
    • 花くまゆうさく『カストリ漫報』
サイゾーパブリシティ