サイゾーpremium  > 連載  > 鮫肌文殊と山名宏和の「だから直接聞いてみた」  > 「AERA」の中吊り広告のダジャレがスベ...
連載
鮫肌文殊と山名宏和の「だから直接聞いてみた」第40回

「AERA」の中吊り広告のダジャレがスベっていることが多いんですが、いつまでやるつもりですか?

+お気に入りに追加

今回の回答者:朝日新聞出版編集部

番組タイトルやヒット企画には、ダジャレを用いたものが多い。例えば『めちゃ×2イケてるッ!』(フジ)の名物コーナー「恋のかま騒ぎ」なんかは秀逸だと思う。たった1文字変えただけで、「芸人が女装して、『恋のから騒ぎ』のパロディでお互いに暴露トーク合戦をやる!」というコンセプトをすべて言い表しているからだ。

しかし中には「それってアリなのか!?」と聞いた瞬間、同じテレビ屋として萎える脱力系なダジャレタイトルもある。特に関西の番組はその宝庫。惜しくも終了してしまったが、あの今話題の人、陣内智則クンが主演してた吉本新喜劇の劇場中継『横町へよ〜こちょ!』。もう一度書く。『横町へよ〜こちょ!』さあ、今これを読んでいるアナタ、実際に声に出してみてください。『横町へよ〜こちょ!』。なんか「もう、細かいことなんてどーでもいーや!」って脱力系な気分に全身が満たされませんか?

そして今回、この『横町へよ〜こちょ!』と同質のトホホ感を醸し出すダジャレ広告について取り上げたい。そう、雑誌「AERA」(朝日新聞出版)の中吊り広告のダジャレコピーについてである。毎週毎週、通勤電車の中でそれを見た誰もが「そのダジャレ、ムリがありすぎないか!?」とツッコんでいるはずだ。

ここ最近のを調べてみた。「イチロー、ダル、WでBCっと」(←凝りすぎてて、パッと見、どこがダジャレなのかわかりにくすぎる)、「財務大臣、ゴックンろうさん」(←今度はストレートすぎてつまらん)、「You say反対or賛成?」(←これは意外とウマいかも......笑)う〜ん、やっぱヒドいな。

だから直接、 朝日新聞出版編集部 に聞いてみた。

『AERA』の中吊り広告のダジャレがスベっていることが多いんですが、いつまでやるつもりですか?」

担当者 内容については......面白いと思ってくださる方もいらっしゃると思うので。

──無理やりダジャレにしている意味は?

担当者 その時の時事ネタを、一行で耳に入りやすい形で掲載するということでやっています。

──あれはコピーライターが考えているんですか?

担当者 編集部の者が考えております。

あくまでも冷静に、絶対スベってるなんて認めない女性担当者。ではあのムリありまくりのダジャレって、どうやってつくってるの!?

担当者 聞いたところによると、作り方は、まずニュースの言葉を平仮名にするんですね。それを見ながらいろいろ考えて、言葉を組み合わせることでダジャレを作るみたいです。掲載される基準は(担当ではない自分には)わからないのですが、会議で(出た)いくつかのネタの中から選んだものを掲載しているということです。

──あの広告って、いつから始まりました?

担当者 今から19年前と聞いております。89年に1度やってみたところ、非常にいい反響をもらったので、それ以来ずっとやっているということです。今のところやめるということはないですので、これからも続いていくと思います(キッパリとした口調で)。

まだまだやり続けるつもりなのか......。あのダジャレ、やっぱりどう考えても、アエラかにスベってるよな......アエラか、あえらか、明らか......(←自分のつくったダジャレが一番スベってるやん!!)。ダジャレって難しいなあ。

[株式会社朝日新聞出版]
08年に設立された、朝日新聞社の出版部門が独立した出版社。「週刊朝日」「AERA」などの雑誌のほか、朝日新書などの書籍を発行している。ちなみに、宮沢りえのヘアヌード写真集『Santa Fe』を発売した朝日出版社とは一切関係ない。

さめはだ・もんぢゅ
1965年、神戸にて誕生。放送作家。『ぐるぐるナインティナイン』(日テレ系)、『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)などを手がける。事務所のHPで人知れずひっそりと更新している日記が、足掛け9年でやっとこさ50万アクセスを達成しました。しょこたんブログの1日180万アクセスに比べたら、なんとも地味ですが。もしよければ覗いてやってください。「古舘プロジェクト」「オオフグリデゴメンネ」と検索すればヒットするはずです。


Recommended by logly
サイゾープレミアム

2020年11月号

間違いだらけの10代ビジネス

間違いだらけの10代ビジネス

映画界の伝説・角川春樹を再研究!

映画界の伝説・角川春樹を再研究!
    • 【角川春樹】映画界の生きる伝説
    • 【角川映画】日本映画史をつくった5本

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ