>   > LVMH、ケリング、リシュモンetc…瀕...

「サイゾーpremiere」キャリア決済キャンペーン実施にともない、「別冊サイゾー 2016年5月号 ファッション大全」を期間限定で大公開!ファッション誌では絶対に読めない!ググっても出てこない!アパレル業界の裏側を大放出しちゃいます!(キャリア決済で登録すると2ヶ月間は無料でお読みいただけます)

――ファストファッションの台頭によって、日本では高級ブランドの不調が叫ばれている。しかし、世界的に見ると、事情は少々違っていたようで……? ここでは、“ラグジュアリーコングロマリット”の今に迫ってみたい。

1610luxury01s.jpg
『ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略』(東洋経済新報社)

 ここ数年、日本では「ラグジュアリーブランド」と呼ばれる高級ブランドが次々と撤退。売り上げが縮小傾向にあるとされてきた。例えば、2008年にはルイ・ヴィトンが銀座の新規出店を取りやめ、09年にはヴェルサーチが国内4店舗すべてを閉鎖(11年に再上陸)。10年にはグッチが松坂屋銀座店から撤退を表明している。

 一方で、同時期にはユニクロ、H&M、フォーエバー21などといったファストファッションや、各ラグジュアリーブランドの“セカンドライン(価格帯を抑えた商品)”が流行。並行して、ファストファッションブランドと提携し、安い商品を売り出す高級ブランドも相次いだ。クリストフ・ルメール氏がユニクロとデザイン契約を結び、15年秋から展開している「ユニクロ アンド ルメール」シリーズや、前年にアレキサンダーワンとH&Mが協力したコラボ商品「ALEXANDER WANG × H&M」の盛況ぶりは記憶に新しいだろう。

 ラグジュアリーブランドはもはや終焉した─。日本にいるとそんな声さえ聞こえてくるが、実態はそうではない。海外では、傘下に多くの高級ブランドを抱えるラグジュアリーコングロマリット(複合企業)がその勢力を拡大し続けている。ラグジュアリーブランドの経営戦略に詳しい早稲田大学ビジネススクール・長沢伸也教授は言う。

「ここ数年、ラグジュアリーコングロマリットの売り上げは落ち込むどころかむしろ上がっています。リーマンショックの後(09年頃)に少し落ち込みましたが、00年あたりと比較すれば、全体的に右肩上がりといえる。その主な拡大市場となったのは、日本を除くアジアなのです」

 成熟市場となった日本では実感しにくいが、世界のファッション産業には今、大きな変化が訪れようとしている。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミア

2017年8月号

大人のための「エロ」読本

大人のための「エロ」読本

チラリと見える和モノ写真進化考

チラリと見える和モノ写真進化考
    • 椿原愛「和製ミランダ・カーのチラリズム」

インタビュー

連載

    • 【RaMu】母を沖縄に連れて行きたいんです。
    • ハワイのボンダンスとフクシマオンドの故郷(後編)
    • 話題のユニット【PKCZ】独占インタビュー
    • 【岡田結実】RADWIMPSの歌詞に心打たれる
    • 不定期連載「東京五輪1964-2020」
    • 【渡辺麻友】は、AKBを卒業しまゆゆー!
    • 【日本人エンジニア】の未来と弱点
    • 高須基仁の「全摘」
    • 門外不出のトークショー【名倉潤】のテレビへの愛
    • 【喧嘩祭り】が根絶されない理由
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【TLC】史上最強の女性グループ15年ぶりの最終作
    • 【金塊強盗多発】に見る「警備会社」の歴史
    • 精神錯乱を【マラリヤ感染】で治癒せよ
    • 町山智浩の「映画でわかる アメリカがわかる」
    • 【水道民営化】の目的は老朽化対策か海外事業参入か?
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/上からマユコ
    • ジャングルポケットの「アダルトジャングル探検録」
    • 【ハッピー・マニア】が変えた日本人女性の結婚観
    • SNSでやりとりされるエロ写真や動画の真実
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 更科修一郎の「批評なんてやめときな?」
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』