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第2特集
ミュージシャンが「音楽で食う」方法【6】

友川カズキ──歌と絵、そして競輪で食う! "デタラメ"に歌う60歳のギャンブラー

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──「音楽で食う」というのは、ボロ儲けすることではない。博徒に見えようが、表現活動を継続できればそれでいい。いや、むしろそんな無頼の生活こそ、彼の音楽を40年間支えてきたのだ。

「あ、(石井)モタコ! 私はオシリペンペンズのファンなんですよ」

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(写真/早船ケン)

 本誌12月号のGPS(参照)を眺めながら、秋田なまりでそうつぶやいた友川カズキに、関西アンダーグラウンド・シーンで活動する、自分よりずっと年齢の若い彼らの何に惹かれるのかを訊くと、「大阪でのライヴでペンペンズが前座だったんだけど、どこまでもデタラメで感動したんです」と答えた。

 1950年に秋田県で生まれた友川カズキ。中学校の図書館で偶然遭遇した中原中也の「骨」にインスパイアされて詩を書き始め、またボブ・ディランをはじめとするフォークソング・ムーブメントの影響を受け、70年代初頭からアコースティック・ギターをかき鳴らして歌い始めた彼は、数多くの作品を残した。その一方で、これまで絵画の個展を何度となく開くなど画家としての顔も持ち、大島渚や中上健次といった面々とも親交を結んできた。

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