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AmamiyaMaakoの「スタジオはいります」【10】

【仮谷せいら】オールウェイズ·フレッシュ!

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――クリエイティブを学び取れ! 気鋭のDTM女子による音楽道場破り

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(写真/河本悠貴)

[今月のゲスト]

仮谷せいら(かりや・せいら)
1993年、大阪府生まれ。tofubeats「水星」(2012年)のミュージックビデオで主演を務め、15年にソロEP『Nobi Nobi No Style』をリリース。コンスタントにEPを発表しながら、6月15日に初のフルアルバム『ALWAYS FRESH』が完成!
Twitter〈@SeiraKariya
Instagram〈seira_kariya

今月のゲストは、私とはるちゃん(HALLCA)とのトリオ〈はるかりまあこ〉としての活動はもちろん、ソロとしても大活躍の仮谷せいらちゃん(せいちゃん)をお呼びしました。6月15日に、初のアルバム『ALWAYS FRESH』も無事リリースされて、その記念も兼ねつつ、今回はせいちゃんに制作面について話を聞きました。

仮谷せいら(以下、K) 私のアルバムを聴いてくれたまあこちゃんから、すごい小分けのLINEが届いて……(笑)。

AmamiyaMaako(以下、M) 本当にめっちゃいいアルバムだなと思って。自宅でお酒を飲みながら聴いていたんだけど、収録曲の「本音」を聴いて爆泣きしました。

K まあこちゃん……うれしい!

M お酒のせいだと思ったけど、翌日聴いても泣いて、今日せいちゃんと会う前にも聴いてきたけど、また泣いちゃった(笑)。せいちゃんが“本音”を歌うことってあまりなかったと思うけど、どういう心境で作った曲?

K ライブができなくなった2年前くらいだったかな。「こんなんじゃダメだ。曲を書かなくちゃ」と、ベッドの上でアコギを持ち、初めてギターで作った曲が「本音」で。コロナ禍のストレスで歌うのもしんどい歌詞だし、そもそも私自身が乗り気じゃなかった。でも、世に出さなくてもいいから、とりあえずいったん歌ってみようと並べた言葉で、タイトル通り、本音しか言ってないのね。だから、希望もないし、曲の中で解決もしてない(笑)。なので、しばらく眠ってた曲だったんだけど、1年経ってマネージャーに聴かせたら「え、いいじゃん! アルバムに収録しよう」と。

M 完璧な人間なんていないよ、せいちゃん。でも、せいちゃんは近くの存在になればなるほど、完璧にこなす人だなって感じてて。けど、そこには無理しているところもあるだろうし、それでも明るく振る舞うことができる。私は毒づくタイプだけど、そんなせいちゃんの思いやる心を踏まえて「本音」を聴くと、せいちゃんの人間味が感じられて、すごく胸が締めつけられました。

K 思っていることを吐き出す、仮谷せいらという人間味を出せたらいいよね、っていうことはマネージャーと話してて。でも、もともと私が自分を出すことが苦手で、吐き出すのも得意じゃなかったんだけどね。

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