サイゾーpremium  > 連載  > 友清哲のビールの怪人【17】/元エンジニアが作る【古代クジラ】を冠したビール
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友清哲のビールの怪人【17】

古代クジラの名を冠し元エンジニアがビールで勝負!――唯一無二のジャパニーズスタイルを確立する!

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――すべてのビール党に捧ぐ、読むほどに酩酊する個性豊かな紳士録。

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JR昭島駅から徒歩3分の好立地。「ディナーだけでなくランチタイムも営業していますので、ぜひ飲みに来てください!」と千田恭弘さん。

 大学時代はコーヒーの魅力に取り憑かれ、スタバでのバイトに明け暮れていたという千田恭弘さん。

 卒業後はエンジニアとして半導体や航空宇宙関連のセンサーなどを手がけていたが、一念発起して独立を決意し、東京都昭島市に「イサナブルーイング」を立ち上げたのは昨年5月のことだった。

「サラリーマンをやりながらも、いつかカフェを開きたいという憧れはずっと持っていました。ただ、コーヒーは薄利多売のビジネスなので、これで生計を立てるのは難しいだろうとも感じていました。そんな中、旅行で訪れた小樽でクラフトビールに出会い、“これならあるいは……”と閃いたんです」

 小樽ビールといえば、本格派のドイツビールを醸造するブルワリーとして名高い。ここで口にしたヴァイツェンビールに感銘を受けた千田さんは、急速にクラフトビールへの関心を高め、ブルーパブの研究を始めることになる。

「国内だけでなく、パブの本場であるイギリスにも行きました。ブルーパブは造り手とお客さんの距離が近く、ビールがコミュニケーションのためのツールになります。これはまさに、学生時代にスタバで感じていた魅力そのもので、いつしかクラフトビールと自家焙煎コーヒーの店を立ち上げようと、具体的に考えるようになりました」

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