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アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録【22】

【アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録】ストリート・ギャング集団に所属するアパレル屋〈ブー〉

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――カメラマン・デザイナー、そして親日家としても知られるアッシュ・ハドソン。そんな彼が自らが体験した日本の“アングラ文化”を詳細にレポート。

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RatFood Clothing〈www.ratfoodclothing.com〉インスタグラム〈@rat.foodclothing

 今でこそ少しはマシになったが、サウスセントラルやコンプトンのゲットー地区は、日本では考えられないくらい治安が悪く、現在でも週に2~3件は殺人事件が起きているような地域だ。今回紹介するのは、そんなゲットーで生まれ育ち、悪名高いストリート・ギャング集団〈クリップス〉に所属するブーだ。彼と出会ったのは数年前。筋肉質な体に、すごい熱量の怒りを内に秘めたような強面で、こいつを怒らせたら大変なことになりそうだと直感的に思った。でも、なぜか彼に気に入られて、ロサンゼルスに帰るたびに会うようになった。

 14歳からギャングの活動をしているブーは、少年拘置所を出たり入ったりして、18歳を過ぎてからは二度、刑務所の世話になっている。そして3回目はドラッグ売買、銃所持等々で14年間もおつとめしたっていう筋金入りだ(それ以上の凶悪な犯罪を犯したことがあるかどうかは、俺もまだ聞いたことはない)。

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