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「ファンキー・ホモ・サピエンス」【61】

【オークワフィナ】女優? 芸人? ラッパー? 注目すべきオークワフィナ

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『In Fina We Trust』

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オークワフィナ(販売元:Awkwafina Records)

彼女の魅力は、往年の青江三奈に通じる(?)ハスキーな声だ。デビューEP『Yellow Ranger』時点では声が完成されていないが、今年6月に出た本作ではハスキーさを堪能できる。より現代的になったトラックと相まって、前作を軽く超える充実作といえるだろう。珍しく歌っぽい「Testify」や「Ghost」でヒットを狙いたいところ。

 私はマザーファッキン・イエローレンジャー!……と、ふてぶてしく言い放つノラ・ラム(29歳)こそ、いま注目すべき才能ではないか。

 映画『オーシャンズ8』、そして『クレイジー・リッチ!』など、彼女が出演した大作映画2作が相次いで日本公開されるこの夏~秋。だが、アジア人/アジア系同胞へのサポートがほとんどないアジアの孤児国家・日本では、あまり(にも)知られていない。そんなラッパー兼タレント兼女優について語っておきたいのだ。

 Awkwafina(オークワフィナ)ことノラ・ラムは1989年、ニューヨーク生まれ。父方は中国系で、40年代にニューヨーク市クイーンズ区で広東料理店を開いて以来、アメリカで暮らしてきた一族だ。一方、母親は韓国から移民してきた画家。芸術家肌と起業家精神が出会い、叩き上げチャイニーズ・アメリカンの伝統とエリートFOB(移民一世)の感性がミックスされて……オークワフィナが生まれた。

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