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野球の常識を破り続けた『Mr.FULLSWING』を覚えているか?

【鈴木信也】ジャンプから消えたマンガ家はどうなる? 元ジャンプ作家が仕掛ける“穏やかな反撃”

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――“復活”というよりも、むしろ“反撃”ともいえる快進撃……2000年代のジャンプで強烈なインパクトを放つも、日の目を浴びなかったマンガ家が今、あらためて注目を集めている。

【鈴木 信也】ジャンプから消えたマンガ家はどうなる? 元ジャンプ作家が仕掛ける穏やかな反撃の画像1
(写真/永峰拓也)

「ジタバタもがき続け、一度も王者になれなかったマンガ」――マンガ家・鈴木信也は2001~06年にわたって「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた、自身の代表作『Mr.FULLSWING』(ミスターフルスイング)をそう評した。

 試合のテンポが遅く、ジャンル的な自由度が低いことなどから“ジャンプで野球は難しい”といわれる中、個性的なキャラクターたちが多く登場し、良くも悪くも野球の常識を破り続けた“ミスフル”は、『ワンピース』『HUNTER×HUNTER』『ナルト』などが掲載され、2度目の黄金期を迎えていた当時のジャンプに強烈な印象を残した。

「自分の連載前に『ボボボーボ・ボーボボ』が始まり、さらに自分の次には『BLEACH』が控えていたので、すごい土俵に上がっちゃったなと思いました。だから、連載中はアンケート結果の浮き沈みが激しくて、気が休まらなかったですね。連載当初から順位はよくなかったのですが、話の展開次第では結果も伸びたんです。ただ、いくら頑張っても結果が出なくなった頃、打ち切りを告げられました」

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