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第1特集
暴力表現は今、非日常から日常へ!

「理解不能な困ったちゃん」がウケる時代 マンガ家たちが語る過激描写の系譜と本音

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――こちらの記事では、アジアにおける表現規制を見てきたが、では、当事者であるマンガ家たちはどうとらえているのだろうか?諸外国でも問題視される性描写や暴力描写は日本でも規制が敷かれることがしばしばあるが──。マンガ家たちの本音を聞いた。

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座談会に集まってくれたのは、写真左から、『デビルズ・ダンディ・ドッグス』の作者・北上諭志さん、『ダブル・ハード』の作者・今野直樹さん、『怪奇! 大盛り肉子ちゃん』の作者・児嶋 都さん。

 日本の表現規制といえば、児童ポルノ禁止法などの法的な問題が絡みやすい性表現には、ある程度明確なラインが見えやすいものの、しかし、暴力描写については、どちらかといえば、そのほとんどが“自主規制”だ。

 そんな中、一般世界で未成年が人を快楽のために殺しまくる『神様、キサマを殺したい。』【1】、私刑と称し猟奇殺人を繰り返す『ミュージアム』【2】など、異常殺人者を題材にした作品が次々に話題となっている。実現可能なさまざまな殺人方法を見せるような作品は、その規制とやらに引っかからないのだろうか──?

 実際に執筆をしている現役マンガ家たちに、現場の様子を聞いた。

     *    *    *

──近年、少年誌や青年誌において、日常世界での残酷描写を積極的にする作品が増えていませんか?

児嶋 都(以下、児嶋) うーん。むしろ残酷描写自体は弱くなっているような気がしますけれどね。昔は『デビルマン』(講談社)とか、子ども向けなのに描写はすごかったですし。

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