サイゾーpremium  > 特集  > 社会問題  > 【建築学生】覆面座談会

――建築学科にいる若者たちは、どんなキャンパスライフを送っているのだろうか?現役の建築学生たちにその実態を赤裸々に語ってもらった。

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『ようこそ建築学科へ!: 建築的・学生生活のススメ』(学芸出版社)

[参加者]
A… 関東圏私立大学4年(男子)
B… 地方国立大学大学院2年(女子)
C… 海外私立大学大学院1年生(女子)
D… 関東圏国立大学大学院1年(男子)

A 僕が所属している研究室は男女の比率が半々くらいで、建築学科全体でも女子がわりと多いような気がするんですけと、ほかの大学はどうなんですかね?

B ウチの建築学科の場合、女子は3分の1程度かな。ほかの建築学科も、大体そのくらいの割合らしい。ただ、構造の研究室はむさ苦しい男たちの世界だし、意匠の研究室は徹夜が多いので、リア充的女子大生ライフを送りたい子は環境心理学の研究室とかへ逃げていくんだよね。

C あたしが学部を卒業した東京藝大の場合、男女比は半々だけど、ローリーズファームとかリズリサみたいなフツーの女子大生に人気の服を着てる子は音楽学部にしかいなくて、建築科はA.P.C.とかメルシーボークーみたいなブランドの服を着てる女子が多いんだよね。ただ、マルタン・マルジェラやコム・デ・ギャルソンを着るのはやりすぎ、という微妙な線引きが学生の間にあって……。

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