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ライター・高橋ダイスケの青春のプロレス読闘記【10】

「ガサ入れ餅つき大会で見た 山本小鉄と小林邦昭の姿」

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――本で蘇る、僕たちの青春だったあのプロレスラー・格闘家回顧録。

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『人間爆弾発言』(山本小鉄/勁文社)

 皆さんは正月に餅を食べただろうか?僕が餅で思い出すのは、新日本プロレスが年末に道場で行っていたレスラーたちによる餅つき大会だ。このイベントには多くのファンが訪れ、通報を受けた警官までやってくるほどの活況ぶり。

 その警官にジャージ姿の小林邦昭が対応している様子が、まるでガサ入れのようだったことを鮮明に記憶している。そうして小林が警官を押さえている間に、棚橋弘至、中西学、永田裕志たちがついた餅は道場内に運ばれ、あんこやきな粉で味付けされるのだが……なんと、その作業をしているのがタイガーマスクと山本小鉄である!そして配るのは天山広吉!これは人生最高の餅だった。

 今回紹介するのは、好々爺然として餅を調理する姿からは想像しづらいが、かつてはヤマハブラザーズとして活躍し、引退後は教育係として鬼軍曹と恐れられた小鉄さんの『人間爆弾発言』(勁文社)だ。この本には小鉄さんの愛弟子である藤原喜明、前田日明との対談が掲載されていて、小鉄さんのレスラーとしての矜持や、師弟愛がびんびんに伝わってくる。

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