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キングオブコメディ・高橋健一とアイドルライター・小明の「卑屈の国の格言録」第21回

働きすぎてダメになるよりも、休んでダメになるほうが可愛い

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どんなに立派なお言葉も、決して素直に受け取らない卑屈家が2人。そのこじれた思考に、偉人たちの格言を浴びせてみると……?

今月の格言

人間は働きすぎてだめになるより、休みすぎてサビ付き、だめになるほうがずっと多い。

カーネル・サンダース(Harland “Colonel” Sanders)
1890年、米国生まれ。ケンタッキーフライドチキン創業者。世界で初めて、フランチャイズビジネスを展開した。1980年、没。

 今回は「人間は働きすぎてだめになるより、休みすぎてサビ付き、だめになるほうがずっと多い」。ケンタッキーでお馴染み、カーネル・サンダースの格言ですが、なかなか耳が痛いですな~。

 あのさ、これ、僕が100%間違ってると思うんだけど、つい「あいつ立ってるだけじゃん?」って思っちゃわない?

 カーネル人形だって、クリスマスになったらサンタ服を着せられたり、いろいろやらされてますよ!

 いやいや、アレは着せ替えられてるだけじゃないの。カーネルに「休みすぎちゃダメだぞ!」とか言われても、俺たちは彼が働いている時代を知らないもん。あんなニコニコした隠居丸出しのお人形に、急に「休むな!」的なこと言われてもさ。

 もしかしたら、休みすぎてサビ付いた結果、あのような人形にされてしまったのかもしれないですよ。

 もしくは、働かせすぎて、下から裁判を起こされたり、パワハラだとか言われたり、そういう何かしらの業によって人形にされたんじゃない? 何かの罰で、「一生、働けなくなるがいい!」「アア~ッ!」って。孫悟空が石にされてたみたいに。

(無視して)カーネル・サンダースは元々ガソリンスタンドの経営をしていて、その一角にレストランコーナーを作って、おひとりでケンタッキーをやってたらしいです。

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