サイゾーpremium  > 特集  > タブー  > 【電通、東宝、ディズニー】…etc.ジブリを取り巻く利権構造

──アニメ業界だけでなく、日本のエンタメ業界の中でも、有数の興行収入を生み出すスタジオジブリ。ここでは、ジブリの核である両監督とプロデューサーに加え、同社を取り巻く企業の内で、特に大きなものをいくつかピックアップした。

2大監督と敏腕プロデューサー

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(絵/我喜屋位瑳務)

【1】宮崎 駿 (みやざき・はやお)
憲法改正の反対派にして、原発にも強く反対するなど左翼的思想が強い。性格は激情型。大学時代は児童文化研究会に所属。酔っぱらって「12歳の子どもと恋愛して、なぜ悪い?」と言い放ったことが押井守により暴露される。戦史・兵器マニアで、第二次世界大戦以前の甲冑・鎧兜や兵器に造詣が深い。東映動画時代にアニメーターの女性と結婚。2人の男児の父に。

【2】鈴木敏夫 (すずき・としお)
大学卒業後、「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)にてキャリアをスタート。「アニメージュ」編集長を経て、スタジオジブリ設立に参画。テレビ局や出版社に太いパイプを持つ。また、“2人しか理解できない仲”とさえ言われるほど微妙な関係である、宮崎と高畑のパイプ役でもある。論理派、天然系の二面性を有する。山手線沿線にある個人オフィス内では寝転がって打ち合わせをするとか。愛煙家。

【3】高畑 勲 (たかはた・いさお)
日本共産党支持を表明。東京大学文学部仏文科卒。テレビアニメ『狼少年ケン』で演出デビュー。東映動画時代の後輩・宮崎 駿に「ナマケモノの子孫」と評されるほどの遅筆。代表作は『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』『ホーホケキョとなりの山田くん』など。作品は毎回、野心的な試みがなされる。業界内の評価も高い。

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