サイゾーpremium  > 連載  > 彼女の耳の穴  >  【連載】今月の耳寄り人:鈴木奈々(タレント)

──耳は口ほどにモノを言う。教えて、あなたの好きな音!

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(写真/三浦太輔 go relax E more)

Touching song

GReeeeN
『キセキ』
2008年5月に発売された、GReeeeNの7thシングル。テレビドラマ『ROOKIES』(TBS系)の主題歌としても知られ、同年のオリコン年間シングルチャートでは4位を獲得した。

 今回の撮影は渋谷のラブホ街だったんですけど、ちょっと興奮しました。私、夜系のところにめったに行かないし、雑誌の撮影でもまずないことなので。しかもちょうど世間が給料日だったから、ラブホに入っていく男女を見ちゃったりして。そんなこんなで興奮したので、今回の写真はいつもの私とは違うフェロモンが出てると思います(笑)。

 渋谷のラブホ街のことを漢字でどう書くかですか? バカにしすぎですよ! 円に山に町と書いてまるやまちょう、超簡単です。ほんとにですね、おバカおバカ言われるのが嫌なんですよ。ちゃんとしたい。それに、私にだって「意外と頭いいかも?」というところがありますから。それはですね、恋愛。私、恋愛の計算がちゃんとできるんです! いまの彼氏と付き合って4年3カ月。テレビでも「結婚したい!」と言っています。直接会った時にも「大好き!」「結婚したい!」と言います。ふつう、こんだけ言われたら、彼氏の心が離れていくと思うんです。でも、ですよ! 彼は離れない。なぜかというと、私がうまいこと駆け引きしてるからなんです。

 たとえば、男から電話がかかってきたとしても、ちょっと大げさに伝えるんです。「元彼から電話がきたんだけど、この人、ほんとチャラいからやばいんだけど」みたいな。そうすると、彼もすっごいヤキモチを焼いてくれるんです。

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(写真/三浦太輔 go relax E more)

 夜の営みもそうです。4年3カ月付き合ってるんですよ? でも私、「恥ずかしいぃ」とか「やだぁ」とかちゃんと言いますもん。この間、4年たって初めて一緒にお風呂に入ったぐらいで。その時は、箱根旅行に行って、そこの部屋についてる露天風呂に初めて一緒に入ったんですけど、超恥ずかしくて。タオル全部巻いて、全部隠して。超恥ずかしかったですけど、やっぱり、そういうところでしか話せないことがあるんだなぁって、すごく思いました。素直な気持ちで「いつも支えてくれてありがとう」と言えて。

 GReeeeNの「キセキ」って曲に「♪明日~今日よりも好きになれる~」って歌詞がありますよね。もうね、あれですよあれ! 私の彼に対する気持ちというのは! 一日一日、好きが増えていって、大好きが止まらないんです。まさに「キセキ」の歌詞とおんなじで、私は彼のことを明日よりも今日のほうが好きなんです。……あれ? 明日よりも今日? じゃなくて、そうそうそう、今日よりも明日のほうが好きなんです!

 おバカって言わないでください! ……え? もし、宇宙人に「鈴木奈々ってこういう人です」って自己紹介するとしたらですか? わかりました。やってみますね……。

「宇宙人! 私は元気です!」

「宇宙人! 私はすごくウソをつかないです!」

「声はうるさいんです。そこだけは許してください!」

「宇宙人って本当にいるんですか? あなたが本当に宇宙人ですか? 私はすっごく下半身が太いんです! なので、宇宙人になりたいです!」

 ……はい。こんな感じです。いま、私が妄想した宇宙人は、全身真っ白で目が信じられないぐらい大きくて、足が枝みたいな棒でした。私、下半身が太りやすいので、宇宙人みたいに細くなりたいなぁと思って、最後のほうでは「宇宙人になりたいです!」とお願いしてみました(笑)。

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(写真/三浦太輔 go relax E more)

 でも、もし、宇宙人が宇宙に連れて行ってくれるとしたらすっごく行ってみたいけど、彼氏と一緒じゃなかったら、絶対に行かないです。

 なんで、そこまで彼のことが好きなんですかね。やっぱり、人間がすごくできている方だからだと思います。一緒にいて一緒に成長できている感じがするんです。ふたりで一歩ずつ、一歩ずつ……みたいな。若い時に付き合った人は違いましたからね。ギャル男とか白メッシュとかチャラ男とか、パラパラが大好きなやつと付き合ってて。彼とは中学校の時の同級生で、それが20歳から付き合うようになったんですけど、最初のデートの時なんてダサいにもほどがありました。ラメが入ったチェックシャツに銀縁メガネで、鼻毛がちょっと出てましたから(笑)。でも、そのダサいところにも惚れちゃったんです。なんでだろ? たぶん、くさがられたんです! あれ?違うな。くすぐられたんです、母性本能を。

 あと、4年3カ月たったいまでも、優しさを忘れないところも、ターニングポイントです! あれ? これも違いますね。ポイントだ、ポイント! 4年3カ月たっても、重い荷物を持ってくれたりだとか、車に乗る時にドアを開けてくれたりだとか、なにより、「ありがとう」の気持ちを忘れずにいてくれるのもポイントです。

 人生、お金じゃないって、すごく思うんです。心や気持ちです。幸楽苑のラーメンって一杯290円なのに、すっごくおいしいんですね。よく彼がおごってくれるんですけど、そのラーメンを一緒に食べてる時なんて、「幸せだなぁ」って、いっつも思っていますから。

(構成/唐澤和也)
(スタイリング/四本優子)
(ヘア&メイク/船戸美咲 Allure)

【拡大画像はグラビアギャラリーでご覧いただけます。】

鈴木奈々
1988年7月9日、茨城県生まれ。高校3年生の時、ファンであった益若つばさの握手会でスカウトされ、芸能界入り。ファッション誌「EDGE STYLE」(双葉社)などの看板モデルとして活躍する傍ら、おバカタレントとして多くのバラエティ番組に出演。

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『一所懸命』(竹書房)
13年1月に発売された、鈴木奈々発の自伝的エッセイ。「シカトされ辛かった」といういじめの経験、高校中退後に通信制高校に再入学したこと、彼女にとって非常に大きな存在だという母親のこと、そして彼氏との未来などを語りつくしている。
発売/竹書房 価格/1260円

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