サイゾーpremium  > ニュース  > 社会  > 【社会】中国人スパイ疑惑の真相!?背後に"怪僧"池口恵観登場の謎
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朝鮮総連ビル買収騒動のお坊さんは何者か?

中国書記官スパイ疑惑の裏で、永田町の怪僧池口恵観法主が暗躍!?

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最近気になるあのお坊さん、一体何者?

今回、朝鮮総連ビルの買収で一躍有名になった、真言宗の僧侶・池口恵観法主。政財界に顔が利き、北朝鮮へも何度も訪問し、その深いつながりを隠すつもりもない様子。こうした状況をかんがみて、“永田町の怪僧”などの異名で呼ばれるのもうなずける。彼のような人物がテレビに出てくるだけで、インパクトは大きいが……。

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『日本の「黒幕」200人』(宝島社)

 整理回収機構(RCC)が強制執行を申し立てた朝鮮総連本部の土地・建物を、鹿児島県の宗教法人「最福寺」が45億1900万円で落札したのが3月29日のこと。「北朝鮮の高官から頼まれて朝鮮総連本部の土地・建物【1】を買い取った」と公言する最福寺の法主・池口恵観氏は、これの購入金について、「複数の金融機関から融資を受けて調達する」としていた。だがその後の4月24日、この融資に対して、複数の金融機関から断られていたと、読売新聞などが報じている。

 その金融機関のうちのひとつが、北朝鮮系の信用金庫であるハナ信用組合だという話がささやかれている。池口氏は、3月29日に開かれた落札に関する記者会見の席で、融資を受ける金融機関について「北朝鮮関係の金でないことは明言しておきます」と発言していたが、「実際には、ハナ信金から一部金が出る予定だったが、しかるべきところから圧力があり、融資は途絶えたようだ」(某紙記者)という。

 これについて朝鮮総連関係者は「ハナには日本人の監査が数名入っていますし、回収見込みのない案件に、借り主(池口氏)が総連と懇意だからといって、融資できるのかどうか…」と、そもそも無理筋であり、この話には懐疑的なようだ。

MEMO『池口恵観』
鹿児島県にある最福寺法主。高野山真言宗大僧正・伝灯大阿闍梨というとても徳の高いお坊さん。炎の行者などと呼ばれ、政財界から芸能界、裏社会まで幅広い交流がある。

 結局、池口氏による朝鮮総連本部買収は頓挫したままで5月10日の納付期限までに落札代金を支払えないと判断し8日、再入札となった。

 しかし、いったいなぜ池口氏は、これほどまでに朝鮮総連からの要請に動いたのか? もともと、「まさか中央本部のある土地・建物を買い取るとは思いませんでしたが、池口氏が我々と関係の深い住職というのは秘密でもなんでもありません」(前出・総連関係者)というほど、同団体とは深いつながりがある同氏。そんな池口氏が朝鮮総連ひいては、北朝鮮とのパイプを強くする目的――すなわち北朝鮮利権の一端が垣間見られる、意外な事件があったようだ。

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