サイゾーpremium  > 特集  > 政治・経済  > 鹿島は大成功? 大手が"経営"する病院の現状とは?
第1特集
病院の民間買収とTPP後の医療問題【2】

セコム、鹿島は本業を生かして大成功!? 大手株式会社の“経営する”病院の現状

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──ここでは、実際に病院ビジネスに乗り出した株式会社の運営状況について、首都医校の教授であり、医学ジャーナリストとしても活躍する植田美津恵氏に分析を仰いだ。

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『世界標準のトヨタ流病院経営』(薬事日報社)

第1位
【“期待の”経営力】
“マイドクター”から参戦!
セコム
[DATA]1982年に緊急通報システム「マイドクター」の提供から医療系サービスに参入した。医療事業の中核となる企業は、病院との提携や介護付き有料老人ホームの開設を進めるセコム医療システム。不動産を賃貸したり、各病院の債務をセコムが保証するという形で18の医療施設と提携している。

■在宅医療に先見の明あり
病院については「提携」という形だが、債務保証を行い、経営の実権を握っている。兵庫県のコンフォートヒルズ六甲、都内のアライブケアホームなど、介護付き有料老人ホームの運営も活発に行っている。「セコム本社が推し進めている在宅医療・介護事業の動きに連動させて医療ビジネスを広げてきました。この展開は高齢化社会の進展、在宅・介護に重点を置く国の施策とも合致しており、先見性の高さは注目に値します」(植田氏)

第2位
【“希望の”経営力】
医療施設から変えます!
鹿島建設
[DATA]帝京大学医学部附属病院など、病院建設の実績は豊富。都立病院のPFI事業【編註:民間の資金と経営能力・技術力を活用し、公共施設などの運営を行う公共事業】にも意欲を見せ、2006年には府中病院などの入札に参加している。グループ会社のヒューマンライフサービスは高齢者施設の設立や運営に関するコンサル、備品調達を手がける。

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