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第1特集
音楽業界を崩壊させる!? 違法ダウンロード刑事罰化の真相【2】

自白しなければ無罪!? ダウンロードの刑罰とイリーガルな音楽をめぐる十数年の違法ダウンロード史

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──実際のところ、どんなダウンロードをしたら違法となり、刑罰が科されるのか?

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 動画共有サイトで音楽PVを視聴しただけで摘発されるかもしれないと危ぶむ声もネット上で目にするが……。本文にも登場した福井弁護士は、こう話す。

「現在の著作権法にストリーミング視聴を許す規定があるので、YouTubeで動画を見て刑罰が科される可能性は低い」

 文化庁や「STOP!違法ダウンロード広報委員会」のサイトに設けられたQ&Aでも、同行為は対象外と明記。そのほかの事例も紹介されているが、「違法にアップされた音源と知っていた」と自白しなければ、処罰を逃れられるように見えるのだ。

「曖昧な点が多く、特に違法にアップされたものかどうかの判断は一般ユーザーには難しい。実際には軽微な例で逮捕・起訴されるのは少なく、悪質なダウンロードと判断されたユーザーの摘発が中心になるでしょう。ただ、そういうユーザーは私的目的というより、今回の法改正以前から最高で懲役10年の刑罰が科される違法アップロードや複製頒布も同時にしている可能性が高い」(福井弁護士)

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2018年11月号