サイゾーpremium  > ニュース  > カルチャー  > 【漁船プラモデル】──細かすぎて伝わらな...
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写真はモデルになった漁船。「漁船の外側には、衝撃吸収材としてポルテンというプールのコースを作る浮きのようなものがついてるんです。これも忠実に再現して、作る方が1個1個のパーツに糸を通して自由に数を調整できるよう、128個も入れました」(青島文化教材社・開発担当者)とのこと。

 日本の海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した、尖閣諸島問題は記憶に新しいところ。しかし、今年もうひとつ話題になった漁船があることをご存じだろうか。車を中心とした数々のプラモデルが勢ぞろいする、「2010年全日本模型ホビーショー」で異彩を放ったその漁船こそ、「大間のマグロ一本釣り漁船 第三十一漁福丸」だ。それにしても、なぜ漁船?

「実は今年、尖閣諸島問題や自衛隊のイージス艦と漁船の衝突事故など、何かと"漁船"という言葉を耳にしていたもので、『漁船おもしろいかもね』と気軽に話していたところ、実現してしまった感じでして……明確な理由はないんです。マグロ漁船にした理由も、以前放送されたマグロ漁船をテーマにしたテレビドラマを思い出し、『マグロ漁船がいいんじゃない?』『マグロといえば大間だよね』という、ノリで決まりました」(青島文化教材社・開発担当者)

 とはいえ、"第三十一漁福丸"と言われても我々にはそのすごさがわからないのだが……。

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