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巨匠の大抜擢とカリスマの憂鬱

ナンチャンが翻弄された大林宣彦監督のお笑いマインドとは?

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 大林宣彦監督の最新作で、主演に抜擢されたナンチャン。撮影現場では巨匠の発言に、芸人としても鍛えられたそうで......。

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 ナンチャンこと南原清隆は、言わずと知れたお笑い芸人だが、落語家、ダンサー、キャスターなど、実はさまざまな分野で活躍するマルチプレイヤー。役者としての出演作も多数あり、今回、満を持して主役に挑戦! しかもあの大林宣彦監督の作品とくれば、おのずと気合も入るというわけで......。

「映画とお笑いは、使う筋肉が違う気がしますね。コントの演技は身体の外側の大きい筋肉を使うけど、映画の演技は内側の柔らかい繊細な筋肉を使ってます」

 2人の息子を持つ家長として、永作博美さん演じる余命わずかな妻を支える役どころ。映画もドラマも"不治の病モノ"流行りで、食傷気味な昨今だが、本作は単に泣かせるだけでなく、逝く人と残される人の感情のズレや思いやりを丁寧に描く。実生活でもひとり息子を持つ南原さんは、感情移入がしやすかったそう。

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