善意が煽る不安に踊らされるな! 「正しく怖がる」ために報道すべき"リスク"とは?【後編】
―― 【前編はこちら】 荻上 リスクというのは常にグラデュアル(段階的)なものですからね。 ただ、非専門家にしてみれば、いちいち日常の中でリスク判断を個別にして生きるのは効率が悪い。「ゼロリスク神話」を持...
―― 【前編はこちら】 荻上 リスクというのは常にグラデュアル(段階的)なものですからね。 ただ、非専門家にしてみれば、いちいち日常の中でリスク判断を個別にして生きるのは効率が悪い。「ゼロリスク神話」を持...
―― ──若手専門家による、半熟社会をアップデートする戦略提言 ■今回の提言 「リスク報道の役割を果たす為 科学的思考の共有を目指せ」 ゲスト/石戸諭[毎日新聞記者] 近年、ホメオパシーなどのニセ科学問題...
―― 【前編はこちら】 日本の農家を再生させる「農地自由化5カ条」 浅川芳裕氏の著書『日本の農業が必ず復活する45の理由』(文藝春秋)。 荻上 突き詰めると、旧態依然として変えがたい農水省が邪魔をして……と...
―― ──若手専門家による、半熟社会をアップデートする戦略提言 ■今回の提言 「農家が少数派の今こそ提示する『農地自由化5カ条』」 ゲスト/浅川芳裕[「農業経営者」副編集長] 震災被害にTPPと、日本の農...
―― 【前編はこちら】 荻上 そもそも「集合知」という概念自体が、いまだ整理されていないと思います。多くの場合、「集合知」といえば、「皆が少しずつ力を合わせれば、大きな力になる」とイメージするでしょう。こう...
―― ──若手専門家による、半熟社会をアップデートする戦略提言 ■今回の提言 「技術と思想の両輪でウィキリークス後の社会を構想せよ」 ゲスト/塚越健司[社会哲学者] 07年の公開以来、全世界において注目を...
―― 【前編はこちら】 真に弱者の立場に立った「神話」をいかに作るか 開沼博氏の著書『「フクシマ」論』。 荻上 なるほど。今の対立図式なら、「わかった、まずは検査をし、実態を把握しよう」というのが通常の科学...
―― ──若手専門家による、半熟社会をアップデートする戦略提言 ■今月の提言 「脱原発議論が捕促しない地元のリアリティを見よ」 ゲスト/開沼博[社会学者] 原発事故から半年がたった。「脱原発」をぶち上げ...
―― 【前編はこちら】 徹底したリアリズムで危険を見積もる軍事組織 『東日本大震災 自衛隊もう1つの最前線』 荻上 そこで注意が必要だと思うのは、有事に備えることは大事でも、過剰適応した形でシステムの組み替...
―― ──若手専門家による、半熟社会をアップデートする戦略提言 ■今月の提言 「政治も今後の安保論議も 自衛隊が持つ現実性に学べ!」 ゲスト/田上順唯[フリージャーナリスト] 1954年の創設以来、数々...
―― 【前編はこちら】 実情を無視した不合理な医療体制をいかに変えるか 荻上 政府や県は、実態に合わない一律のやり方を押しつけることによって、産業や医療の現状をズタボロにしている。しかし、そもそも震災や原発...
―― ──若手専門家による、半熟社会をアップデートする戦略提言 ■今回の提言 「政府でなく県でもなく 地域主導で被災地医療を!」 ゲスト/上 昌広[医師] 病院間のたらい回しや医師不足など、現行の医療制度...
―― 【前編はこちら】 適切な災害支援のバックアップの枠組みとは 金子良事氏と共に、日本でCFWの研究を進める永松伸吾氏が寄稿している「atプラス08」。 荻上 政策的な枠組みの面では、例えば辻元清美が内閣...
―― ──若手専門家による、半熟社会をアップデートする戦略提言 ■今回の提言 「被災者自身の労働でお金を 回して災害からの復興を!」 ゲスト/金子良事[社会政策・労働問題研究者] 東日本大震災から3カ月が...
―― 【前半はこちら】 自主規制に引きこもらず、さらなる議論と発信を 『非実在青少年〈規制反対〉読本』 荻上 「本当は」多面的な住民益、を可視化することこそ政治の役割ですからね。例えば今年11年は、ペット販...