不倫から車中キス、電波発言まで──"おバカさん"は人気女子アナの必須条件なの?
関連タグ : 200806 | フジテレビ | 内田恭子 | 女子アナ | 女子アナって、おバカさんなんですか? | 宮﨑宣子 | 斉藤舞子 | 有賀さつき
トンデモ発言が目立つフジテレビの斉藤舞子。天
然ボケも彼女の魅力か?
一時代を築いた人気アナは、総じて"おバカ"なのか? たとえば、"フジ3人娘"のひとりである有賀さつき。旧中山道を"いちにちじゅうやまみち"と読んだ国語力もさることながら、退社後の不倫騒動では後先を考えない開き直り言動で猛バッシングを受けた。また、元フジ・内田恭子は、車中キス現場をスクープされるほどのワキの甘さで、幾度となく写真週刊誌の売り上げに貢献している。では、現代の"おバカ女王"は誰なのか。
「日テレの宮﨑宣子はバカ発言にも計算の匂いがしますが、彼女は確実に無知ゆえ」(女子アナウォッチャー)
その"彼女"とは......ヤクルト・川島亮投手と熱愛中の斉藤舞子(フジ)である。
これも局の戦略か? サイゾー的民放"女子アナおバカ度"ランキング
関連タグ : 200806 | TBS | テレビ朝日 | テレビ東京 | フジテレビ | 女子アナ | 女子アナって、おバカさんなんですか? | 日本テレビ
女子アナのモラルが低下する最大の理由は、テレビ局の戦略にほかならない。ここでは、民放キー局の女子アナの失言などから見るおバカ度を格付けしてみた。やっぱり1位はフジテレビ!!
今も昔もお騒がせアナの宝庫
No.1
フジテレビ
[主なおバカアナ]
中野美奈子
79年12月14日生
2002年度入社
松尾翠
83年8月11日生
2006年度入社
本田朋子
83年8月16日生
2006年度入社
キー局の中でも、自由奔放な言動と私生活で世間を呆れさせているのが、フジの女子アナたち。中野美奈子は07年5月の出演番組内で"一目瞭然"を"イチモツ瞭然"とかんでしまうなど、相変わらず新人のようなミスを連発し、恋愛においては過去にSMAP・中居正広や伊藤英明ら何人もの有名人と浮き名を流してきた。そして、そんなプロ意識とモラルの低下は後輩にも伝播しているのか、松尾翠は入社2年目で不倫過去をスッパ抜かれ、本田朋子は現在、ドイツに移籍したサッカー選手との恋にうつつを抜かしているとか。
"おバカ"女子アナ急増中! 世代交代で加速する、女子アナの知性とモラルの低下を問う
関連タグ : 200806 | TBS | フジテレビ | 女子アナ | 女子アナって、おバカさんなんですか? | 日本テレビ | 高島彩
(絵/白根ゆたんぽ)
【1】学生気分が抜けない『ペーペー時代』
4月に入社し、各局とも6月頃までが研修期間。その後、フジは『27時間テレビ』、日テレは『24時間テレビ』でアナウンサーデビュー。
【2】適性で分けられる『深夜&早朝時代』
この頃から、深夜の情報バラエティなどに出演し、衣装も肌の露出が多くなる。適性によっては朝の情報番組を担当することも。
ゴールデン番組は見る価値なし中堅放送作家が大物スタッフ批判 バラエティ放送作家が語る大物放送作家と名物局員の功罪
関連タグ : 200807 | AKB48 吉田正樹 | テレビ | 小山薫堂 | 鈴木おさむ | 高須光聖
テレビの不振が叫ばれる中、視聴率を見ても、現在のテレビ界の花形がバラエティ番組であることは疑いないそんなバラエティで名を馳せる、大物放送作家や名物局員たちの功罪を、中堅放送作家が赤裸々に語る。

高須光聖や菅賢治など、ダウンタウンの番組制作出身
者は、今や各番組でその辣腕を発揮している。
[座談会出席者]
A......某作家集団に所属する30代放送作家。
B......フリーランスで活躍する20代後半。
C......情報番組を中心に手がける中堅作家。
A 今回は、「死んだテレビへの提言」ってとで(苦笑)、大物放送作家や名物テレビマンの功罪が主題なんだけど、ます、今クールに乱立したクイズ番組から見てみようか。おバカキャラでブームを牽引した『クイズ!ヘキサゴンⅡ』(フジ)以外は軒並み低迷しているね。『検定ジャポン』(同)なんか、今やロケ番組になってるし(笑)。まあ、クイズは低制作費でお手軽につくれるけど、ヒネリがないとすぐに飽きられるのは当然かな。
B その点、『ヘキサゴン』は島田紳助のバカキャラいじりがハマって、羞恥心の歌やグッズも大ヒットした。番組プロデューサー(以下、P)・神原孝の手法はオーソドックスなんだけど、放送作家には大御所の小笠原英樹の下に、だいたひかるの元ダンナ・北本かつら、そして酒井健作といった『トリビアの泉』(同)出身のイキのいいところがついてるからね。
新時代・あらゆるコンテンツは「ニコニコ動画」でイジられる! 奇妙な法学教師・白田秀彰のテレビ業界へ根絶的な懐疑!
関連タグ : 200807 | ニコニコ動画 | 白田秀彰
「テレビなんか見ない」と言うわりには、やけに最近のテレビ番組に詳しい奴がいる。彼らが見ているのは「ニコ動」である。コンテンツへの接し方、楽しみ方が激変する現状をめぐって、ネット社会と著作権問題に詳しい白田秀彰氏にお話を伺った。

白出秀彰氏。
──白田さんは著作権問題の第一人者として知られていますが、2011年の地上波デジタル化によって、テレビコンテンツと著作権の関係性はどのように変化すると考えていますか?
白田 コピーによる情報の拡散と共有を基本的な仕組みとするインターネットが、一般化して定着してしまった以上、コピー禁止を中心的な仕組みとする従来の著作権法は、実質的な効力を失うだろうと考えています。また私は、ここ60年ほど支配的なメディアであったテレビ放送は現在、その支配力を失いつつあるか、すでに失ったと考えています。ですから、私は、テレビコンテンツと著作権の問題について、真剣な議論をする実益があるのか、という点から懐疑的なのです。
──ネット時代は著作権の保護が難しいということですか?
世界に誇る日本の"お笑い"がこのままでは廃れてしまう! 奇才・マッコイ斉藤がお笑い界に吠える!
関連タグ : 200807 | おねがい! マスカット | お笑い | めちゃ2イケてるッ! | マッコイ斉藤
ここ数年のお笑いブーム、いざ立ち止まって考えてみると、きわめて空虚な笑いしかない。かつて存在していたような、作り込まれたバラエティ番組はこのまま消えてしまうのだろうか? 笑いの限界に挑戦しつづけるマツコイ斉藤氏にバラエティ界の現状について聞いた。

マッコイ斉藤氏。
マッコイ斉藤(以下、斉藤) で、今日は何の取材でしょう?
──「テレビはなぜ死んだのか?」というテーマでお話をお願いします。
斉藤 アハハハー(苦々しい表情で爆笑)。死んでないっすよ。
──でも、死ぬほどつまらないバラエティ番組が増えましたよね。
パチンコまで解禁で「ジ・エンド」信頼も文化も失ったCMの未来 広告のプロ2人が民放地上波の欠陥を診断
関連タグ : 200807 | CM | 「死んだテレビ」は再生できるの? | テレビ | 吉良俊彦 | 谷村智康
テレビの広告収益低下が止まらない。テレビは本当に「広告メディアの王座」から陥落したのか? そこに再生の道はあるのか? 気鋭の論客、広告プロデューサー・吉良俊彦氏と、マーケティングプランナー・谷村智康氏が論考する。

谷村智康氏
谷村 先日、08年3月期で、民放キー局全5社の営業利益が減益たったことが発表されました。主たった理由は。スポットCMの出稿量が減ったことです。一方で、国内の純広告費は4年連続で増加しています。これは、テレビというものへの、クライアントからの評価が下がっている結果だと思うんです。スポンサーは、テレビの広告効果が落ちていることをいろんな調査で把握していて、広告の放送料の値引きを要求してくる。それは合理的な商取引として当然です。これまでは「ちゃんとした企業だけがCMを放送できる」という社会的信用が、テレビ局によって担保されていました。その格式分だけ、放送料に上乗せができた。しかし、それも薄れてしまいました。
芸能人の「慰安番組」が跋扈する"下流メディア"テレビの瀕死ぶり コラムニストの小田嶋隆が語るこんな司会者は消えろ!
関連タグ : 200807 | みのもんた | 和田アキ子 | 堀江貴文 | 小田嶋隆 | 明石家さんま | 死んだテレビは再生できるか
生ぬるい番組を垂れ流し続けるテレビ業界に対し、ナンシー関亡き後、鋭い洞察力と毒舌でもってテレビを監視し続ける、辛口コラムニストの小田嶋隆氏。画面をクールに見据える小田嶋氏が、大物司会者とテレビ番組との堕落した関係を斬る!

小田嶋隆氏。
──「読売ウイークリー」(読売新聞)誌でテレビ時評「ワイドシャッター」を連載されていますが、テレビウォッチャーの立場として、画面からテレビ業界のダメさ加減が顕著に感じられるのはどのようなところでしょうか?
小田嶋 CMスポットを出稿しているスポンサー企業が、どんどんスケールダウンしているということですね。番宣スポットも多い。これも自社番組を熱心に宣伝しているわけではなく、売れ残ったスポット枠を埋めている感が強い。今の視聴者はマジメにテレビを見ていないし、CMに入るとすぐにリモコンでザッピングするのが当たり前。テレビにCM出稿することが有効かどうか、一流企業も疑問を感じているわけです。だから新しく参入しているのは、パチンコ屋にサラ金や怪しい健康食品。『水戸黄門』(TBS)などの時代劇の再放送を見ていると、ヒドいもんですよ。60歳から入れる保険に尿漏れパンツ、入れ歯安定剤、墓地、年齢化粧品、ヅラ......。CMを見ているだけで、気分がめいってきます(苦笑)。
「放送の独占」と「過剰演出」でスポーツ中継のツマラナサが加速 名実況・倉敷保雄が指摘するスポーツ番組の問題点
関連タグ : 200807 | サッカー | スポーツ | 倉敷保雄 | 松木安太郎

倉敷保雄氏。
五輪競技、サッカー、野球......これらのスポーツ中継は、もはや躁病的な"お祭り状態"と化している。あまりにうるさすぎて「ミュートで映像だけ」という視聴者も多い。そこで、実況アナとして評価が高い倉敷保雄氏に、スポーツをめぐるテレビ事情を伺った。
──競技と関係のないタレントが起用されたり、選手に安っぽいキャッチフレーズをつけたりと、スポーツ中継・スポーツ番組のバラエティ化か加速していますね。
倉敷 ます、問題点として挙げられるのは、テレビ局が自社制作をする形ではなくなっている点てすね。大きなお金が発生すると、それを制作会社に投げ、その制作会社がまた下に落とす。最終的には予算がギリギリになり、たいしたものを作れなくなる。上にお伺いを立てれば、スポンサーの縛りが厳しく、自由な番組作りができなくなる。そうなると、てっとり早く低予算で作るために、「装飾品のようなタレント」や「飾り言葉」で取り繕うことになりますよね。
──実際、地上波のスポーツ番組には多くの制作会社が絡んでますよね。
世界的な文壇にもやっぱりゴシップが!? エージェントが暗躍する海外最新作の翻訳事情
関連タグ : 200808 | ステキな「古典新訳」の見つけ方
──海外文学は何も古典だけではない。まだ著作権の残っている新しい作品の翻訳作品を日本で出版するには、どのような流れが必要となるのだろうか?
多くの日本人が親しんだ翻訳作品の代表
格といえば、やはりハリポタ?『ハリー・ポッ
ターと賢者の石』(J.K.ローリング/著、松
岡佑子/訳、静山社、99年)
これまで取り上げてきた古典作品と異なり、まだ著作権のある海外文学作品を日本で翻訳出版する場合には、どのような過程を経るのだろうか?
この場合出版社は、情報入手や翻訳権取得などの実務を、国内の翻訳エージェントに依頼するのが一般的だ。タトル・モリエイジェンシーや日本ユニエージェンシーなどの国内翻訳エージェントは、海外の出版社または出版エージェントと契約しており、日本の出版社への原著紹介や、翻訳権の料金交渉と契約手続き、原著者との仲介などを行う。


