【西森路代】「顔ファンはやっぱり邪道なのか?」

――見られ・選ばれ・生きてゆく?“イケメン”から見える現代社会

こうした状況を逆手にとって笑いに変えていくブラマヨ。

 先月はスポーツ選手の女性ファンが、「顔ではなくプレイも含めてのファン」とエクスキューズしてしまう心理について書いた。プレイに惹かれようが顔に惹かれようが自由だが、一方では、すべての評価軸に「見た目」が介入してくる社会というのもしんどい気がしている。

 例えば、女性の社会進出には、必ず「輝く」とか「キラキラ」といった言葉が付きまとう。仕事の中身だけではなく、その振る舞い方や見た感じまでもが評価されるような部分があると思うのだが、もっとシンプルに仕事は仕事として評価されてもいいのではないだろうか。

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