不正入学、癒着、改ざん、慶應大学医学部のインチキを実名ですべて暴く!

──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

腐敗した巨大病院の内幕を書いた拙著『慶應医学部の闇』。当初は『黒い虚塔』というタイトルも考えていたが、すでに同名小説があった。今考えると、パロディ本ぽいから、つけなくてよかった。

 男は目、歯、まらから老いるということは前回書いたが、私はこれまで歯医者が年に1回くらい、痛風の薬をもらいにいくのが年に2回くらい。40代で胃の3分の1を取ってから、ほとんど病院のお世話になったことはなかった。

 そんな私が、ここへきて2泊3日で検査入院をし、白内障手術を受けるなど、急に病院を身近に感じるようになった。偶然にも、そこへ慶應大学病院の知人が、慶應大学病院および慶應大学医学部のとんでもない実態を問わず語りで語りだした。

 慶應大学は、幼稚舎から始まってどこか仰ぎ見る存在だった。とりわけ医学部は、人の命を預かるところ。政治やエンターテインメントの世界のようなインチキはないだろう、モラルはあるだろうと思っていた。ところが、とんでもない。内情はグチャグチャ。縁故や裏口など不正入学はもちろん、癒着、改ざん、学歴ロンダリングが横行。博士号やカルテなど絶対的なものと思っていたものが、曖昧で相対的なものであることがわかった。魑魅魍魎、真っ赤な嘘が堂々とまかり通る裏街道。医学というより金儲けの世界。耳を疑うようなことばかりだ。

 これらの問題を親しい週刊誌などに「掲載しないか」と頼んだ。しかし、訴えられることが怖いのか、どこも手を出さなかった。ネタ元も逃げた。世の中「自由にものを言ってはいけない状況」になってきている。そんなジャーナリズムの流れに危機感を感じた。

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