リチウムイオン電池にデジタル映像処理技術……ソニーの技術力はまだまだ世界一!?

──雑誌の特集などで、「技術力の低下」が凋落の一因といわれているソニー。同社もそれを承知しているのか、現在でも研究開発費として4000億円超を計上するなど、日夜最新技術を生み出さんとしている様子だ。では、光明のあるプロダクトはどれなのか? そして、それらを生かして、再びソニーは復権するのだろうか?

(絵/白根ゆたんぽ)

【若年層を中心に売れてるウォークマン】
PS3などエンタメ商品
06年の発売当初は、高性能ながら高価格が原因でライバル機に押され、ソニー凋落の代名詞となっていたプレイステーション3。しかし、改良を重ねていくにつれ、徐々にソニーらしさを取り戻し、据え置き型ハードとしてはWiiに次ぐ国内業界2位のシェア37%にまで回復。12年5月の最新売り上げでは、トップの28%を記録した。また、ウォークマン事業では、iPodに押されていた00年代中盤から華麗なる転身! 音質の追求と、中高生を中心とした若年齢層にターゲットを絞ることによって国内シェアを45%以上に回復。10年にはシェア1位の座に返り咲いた。

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